ここから本文です。
更新日:2024年12月2日
令和6年度から対象者が変わりました。これまでの70歳から100歳までの5歳刻みの年齢の方を対象とした経過措置は令和6年3月末で終了しました。
高齢者の肺炎の原因で最も多く、重症化しやすいものが肺炎球菌による肺炎です。主な症状は、咳・発熱・痰など風邪の症状と似ているため、「風邪をこじらせた」くらいに考えがちですが、ひどくなると息切れ・黄色~緑色の痰、38度以上の発熱などの症状が長く続き重症化しやすくなります。特に糖尿病・心疾患・呼吸器疾患などの慢性疾患を持つ高齢者は罹りやすいと言われています。肺炎以外にも髄膜炎・敗血症・中耳炎などを発症することがあります。
肺炎球菌予防接種は、個人差はありますが健康な成人であれば、通常5年程度は予防効果があると考えられています。肺炎球菌に対する免疫ができると肺炎に罹っても軽い症状ですむ効果があります。
注射部位の腫れ・痛み・熱感・発赤が5%以上認められます。筋肉痛・倦怠感・違和感・悪寒・頭痛・発熱もありますが、いずれも軽度で2~3日で消失します。
接種日当日に飯塚市に住民票を有する方で下記の1,2に該当する方
(今までに肺炎球菌予防接種(23価肺炎球菌ワクチン)を受けたことのある方は除きます)
1.満65歳の方(66歳の誕生日の前日まで)
2.当該年度において60歳以上65歳未満の方であって、心臓、じん臓、呼吸器の機能に自己の身辺の日常生活活動が極端に制限される程度の障害を有する方及びヒト免疫不全ウイルスにより免疫の機能に日常生活が殆ど不可能な程度の障害を有する方(身体障害者手帳1級程度の上記内臓疾患の者、肢体不自由は除く)
予防接種を受けることの義務はなく、本人が接種を希望する場合のみに予防接種を行います。また、麻痺などがあって同意書に署名ができない場合や、認知症状があって正確な意思の確認が難しい場合などには、家族やかかりつけ医によって特に慎重にご本人の接種意志の有無の確認を含め、接種適応を決定する必要があります。
(最終的に確認ができなかった場合には、予防接種法にもとづく接種はできません)
一人1回のみ(今までに23価肺炎球菌ワクチン(ニューモバックス)を接種したことがある方は、定期接種の対象外となります。)必ず主治医に御相談ください。
2,400円(医療機関の窓口でお支払いください。)
※令和6年度の料金となります。令和7年度は変更することもあります。
生活保護世帯、市民税非課税世帯(世帯全員が該当)の方は免除されます。下記必要書類を医療機関の受付に提示あるいは提出してください。自費で接種した場合、市は払戻しいたしません。
接種料金免除の対象者 |
必要書類 |
方法 |
---|---|---|
生活保護世帯(世帯全員が該当) |
医療カード |
提示 |
市民税非課税世帯(世帯全員が該当) |
非課税世帯証明書 |
提出 |
飯塚市・嘉麻市・桂川町の実施医療機関・県内予防接種広域化協力医療機関
高齢者向け予防接種実施医療機関(飯塚医師会管内)(PDF:79KB)
必ず予約が必要です。
上記の一覧表には、広報掲載希望のない医療機関については掲載しておりませんので、まず主治医に御相談ください。
対象者へは65歳の誕生日を迎える翌月に接種券を送付します。
令和5年度対象の65歳の方(S34.4.1生まれまで)は、66歳になる前日まで接種できますが、令和6年度の接種券が必要です。
対象者2に該当する方、令和5年度対象の接種日現在65歳の方、接種券を紛失した場合などは、申請が必要になりますのでお問合せください。
市民課または各支所市民窓口課で発行します(無料)
今年1月2日以降に転入した方は、転入前の市町村での非課税世帯証明書が必要になることがあります。
来庁前に様式が必要な方はこちらをご確認ください。
▶飯塚市/税関連書類ダウンロード
任意接種として既に23価の肺炎球菌ワクチンの接種を受けたことがある方は、定期接種の対象外となります。
全て自己負担となりますが、任意接種は可能です。かかりつけの医療機関にお問い合わせください。
よくある質問
PDF形式のファイルをご覧いただく場合には、Adobe Acrobat Readerが必要です。Adobe Acrobat Readerをお持ちでない方は、バナーのリンク先から無料ダウンロードしてください。
お問い合わせ
より良いウェブサイトにするためにみなさまのご意見をお聞かせください