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更新日:2025年10月7日
飯塚市では、市民の皆様の雇用創出や地域経済の活性化を図るため、企業誘致の推進に積極的に取り組んでいます。
このたび、一番食品株式会社が新工場建設のため、本市鯰田にある栗尾工業団地(敷地面積約24,398平方メートル)への進出を決定しました。令和7年10月6日(月曜日)には、市役所で企業立地協定締結式が行われ、同社代表取締役社長の有吉崇(ありよしたかし)様と武井市長が出席し、協定書を取り交わしました。
同社によると、近年は主力のラーメンスープをはじめ、レトルト商品などの需要が、共働き世帯の増加や外食需要の高まりを背景に過去5年間で約10%増加。生産が追いつかない状況となっていました。
そこで、生産能力の向上を図るため、飯塚市内で稼働中の5つの工場のうち3つの工場を集約し、商品によっては最大1.5倍の増産を見込んでいます。さらに、従業員の負担軽減を目的として、半自動化した製造ラインを導入する予定です。
なお、集約対象となる3つの工場は、新工場の生産が安定するまで並行して稼働し、その後順次解体予定です。将来的には新たな工場や倉庫としての活用を検討されています。
有吉社長は挨拶の中で「創業の地である飯塚市を離れたくなかった」と語られ、武井市長は「企業活動の拠点を整備いただき、人口減少の抑制、定住促進の好循環を生み出せる」と挨拶されました。
昭和34年の創業以来、調味料などを中心としたオーダーメイド食品製造を手がける同社は、経営が厳しい時期にも飯塚市の方々の支えを受けながら成長を続け、日本全国、そして海外へと多彩な商品を届けています。
また、食品製造業としては珍しく、1トン以下の単位からオーダーメイドできる「適量生産」も同社の強みのひとつです。
令和7年9月30日時点で、従業員611名のうち364名が市民であり、地域に深く根づいた企業です。
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