本文
終末処理場及びポンプ場で使われている薬品について
私たちの生活の中で使われた水は、下水道管からポンプ場で集められ、終末処理場できれいにして、川に放流されています。飯塚市では、汚水や汚泥の処理、運転・維持管理のために、次亜塩素酸ナトリウム・高分子凝集剤・塩化第一鉄の3つの薬品が使われています。
『次亜塩素酸ナトリウム』について
終末処理場できれいにされた水は、最終的に次亜塩素酸ナトリウムで消毒することで、放流した河川での細菌やウイルスの増殖を防いでいます。次亜塩素酸ナトリウムは、塩素と言われ、細菌やウイルスに対し、高い殺菌力があります。新型コロナウイルスに対しても高い殺菌力があります。(※参考として、下水道での新型コロナウイルスについて(PDFファイル:31KB)をご参照下さい。)
『高分子凝集剤』について
汚泥の凝集効果があり、終末処理場で処理した汚泥の脱水効果を高めるために使われています。特に終末処理場では、カチオン系の高分子凝集剤が使われています。マイナスに荷電している汚泥中の懸濁物の荷電中和に有効で、カチオン性高分子凝集剤を使用すると汚泥の脱水が効率良く行えます。
『塩化第一鉄』について
汚水は、下水道管の中を通っていくと嫌気状態(酸素がなくなった状態)になり、硫化水素を発生することがあります。さらに、開放状態になった時、嫌気状態から好気状態(酸素がある状態)になり、この硫化水素が拡散することで酸化し、水に結合することで、硫酸を生成します。この硫酸は酸性が強く、コンクリートを腐食してしまいます。そのため、塩化第一鉄を使い、硫酸になる前に硫化鉄を生成させ、腐食の防止対策をしています。




