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筑豊地区最古の歴史を持つ柔道場「柔道教授滴水舘」が、8月2日、東京の日本武道館で日本武道協議会から「少年少女武道優良団体表彰」を受賞しました。これを受け、9月28日(月曜日)、道場関係者と選手が市役所を訪れ、武井市長に喜びの報告を行いました。
この賞は、少年少女武道の普及振興において顕著な成果を挙げた団体に贈られるもので、県内の柔道部門では4団体目、筑豊地区では初となる快挙です。
戦後の混乱期である昭和23年に設立された同道場は、名の由来となる「水滴石穿(すいてきせきせん=継続こそ力である)」の教えを守り続けてきました。道場は、平成15年の大水害等の影響で一時活動が中断したものの、平成20年以降、近隣柔道家からの善意により復活、創建当時の木造の姿で再建を果たしました。現在は幼児から中学生、九州工業大学の留学生など40人を超える柔道家が、女性指導員を含む10人の指導者とともに、柔道を通じ礼儀作法や学習にも取り組んでいます。
歓談の時間では、武井市長から「困難な時期もあったと思いますが、まさに『水の滴りで石を穿つ』という『継続は力』の精神で活動を続けてこられたことが、今回の受賞の運びとなったことと思います。本当におめでとうございます」とお祝いの言葉が贈られました。
飯塚の街なかに堂々と佇む本道場。過去には世界選手権覇者・オリンピック金メダリストを輩出し、近年ではウルフ・アロン選手も道場にやってきたそうです。「今回の受賞はこれまでのバックボーンがあってのもの。飯塚が柔道全盛期だった輝きをこの道場で復活させたい。」と、服部代表から熱い思いが語られました。約80年もの間、「飯塚の町並みの一つ」として親しまれているこの道場で、白い道着を着た子どもたちがこれからも心身ともに健やかに成長していくことでしょう。

「街なか」(吉原町)にあり存在感を示す「滴水舘」道場


稽古を通じて「礼儀作法」「感謝の気持ち」を学びます。

滴水舘主将:関屋稀心選手「大会に出たときに名前を聞いたら覚えてもらえるような選手になりたい。中学生になっても柔道は続けます。」