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更新日:2023年2月1日

民生委員・児童委員とは

民生委員・児童委員

民生委員は、民生委員法に基づき、厚生労働大臣から委嘱された非常勤の地方公務員です。また、民生委員は児童福祉法に定める児童委員を兼ねています。給与の支給はなく、ボランティアとして活動しています。(任期は3年、再任可)
民生委員・児童委員には、その地域の実情をよく知り、福祉活動やボランティア活動に理解と熱意があるなどの民生委員法に定める要件を満たす人が選ばれます。お住まいの地域から、民生委員にふさわしい候補者が推薦され、市町村ごとに設置される民生委員推薦会による選考等、公正な手続きを経て推薦、委嘱がなされています。
民生委員・児童委員制度は全国統一の制度であり、すべての市町村において、一定の基準に従いその定数(人数)が定められ活動しています(全国で約23万人)。福岡県においては、福岡県の条例にその定数が定められています。
民生委員・児童委員は、自らも地域住民の一員として、医療や介護の悩み、妊娠や子育ての不安、失業や経済的困窮による生活上の心配事など、さまざまな相談に応じ、行政をはじめ適切な支援やサービスへの「つなぎ役」としての役割を果たします。また、高齢者や障がい者世帯の見守りや安否確認などにも重要な役割を果たしています。

主任児童委員

主任児童委員は、厚生労働大臣により、民生委員・児童委員の中から指名されます。主任児童委員は特定の担当区域を持たず、民生委員と連携しながら、地区全体の子どもや妊産婦、子育て家庭に関する支援をおこないます。
子育てを社会全体で支える「健やかに子どもを産み育てる環境づくり」を進めるために、平成6年1月に制度化されました。
飯塚市においては、市内13地区に各2人(※穂波地区は3人)の主任児童委員が置かれています。

民生委員児童委員協議会(民児協)

民生委員・児童委員の全員が、地区の「民生委員児童委員協議会(民児協)」に所属します。飯塚市には13の法定単位民児協(地区民児協)があり、それぞれに民生委員・児童委員と、主任児童委員が所属しています。地区民児協では、毎月定例会を開催しているほか、福祉に関する研修や、担当している世帯への支援方法の検討を行っており、日々の活動を進めていくうえで欠かせない場となっています。飯塚市の地区民児協は次のとおりです。

  • 飯塚地区民児協
  • 片島地区民児協
  • 立岩地区民児協
  • 鯰田地区民児協
  • 菰田地区民児協
  • 飯塚東地区民児協
  • 二瀬地区民児協
  • 幸袋地区民児協
  • 鎮西地区民児協
  • 穂波地区民児協
  • 筑穂地区民児協
  • 庄内地区民児協
  • 頴田地区民児協

民生委員・児童委員の活動

民生委員・児童委員は、地域住民の身近な相談相手で、専門機関へのつなぎ役です。主な活動として「3つの活動」があります。なお、活動を通じて得た情報を他に漏らしてはならない「守秘義務」が課されます。

  • 1.個別支援活動

ひとり暮らしの高齢者世帯、生活に困窮している世帯、子育て中の世帯などの見守りや支援を行います。必要に応じて、相談内容を市の担当課や専門機関へつなぎます。

  • 2.地域福祉活動

自治会や地区社会福祉協議会など地域の福祉活動に、民生委員・児童委員も参加、協力しています。地域によっては共同募金の呼びかけや福祉弁当作りをおこなうなど、地区民児協によって活動に違いがあります。

  • 3.民児協活動

定例会への参加や研修など、問題解決や自己研鑽を図っていくうえで必要な活動です。


よくある質問

お問い合わせ

所属課室:福祉部社会・障がい者福祉課社会福祉係

〒820-8501 福岡県飯塚市新立岩5番5号

電話番号:0948-22-5500(内線1153・1154)

ファックス番号:0948-21-6356

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