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更新日:2023年12月8日
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インフルエンザウイルスに感染することによっておこります。インフルエンザの症状は、普通のかぜに比べて全身症状が強い(高熱・関節痛)のが特徴で気管支炎や肺炎などを合併し、重症化するのも特徴です。流行すると、特に65歳以上の高齢者や慢性疾患患者で死亡率が高くなる点でも普通の風邪とは異なります。インフルエンザは例年、冬に流行がみられることから、流行の更なる拡大が懸念されます。感染予防に、より一層注意しましょう。
令和5年11月30日にインフルエンザ警報が発表されました。
予防対策の徹底と感染拡大の防止で流行拡大を防ぎましょう。
インフルエンザ警報に関する詳しい情報は福岡県ホームページ(外部サイトへリンク)をご確認ください。
一般的に、風邪は様々なウイルスによって起こりますが、普通の風邪の多くは、のどの痛み、鼻汁、くしゃみや咳等の症状が中心で、全身症状はあまり見られません。発熱もインフルエンザほど高くなく、重症化することはあまりありません。
一方、インフルエンザは、インフルエンザウイルスに感染することによって起こる病気です。38℃以上の発熱、頭痛、関節痛、筋肉痛等全身の症状が突然現れます。あわせて普通の風邪と同じように、のどの痛み、鼻汁、咳等の症状も見られます。
乳幼児ではまれに急性脳症を、高齢者や免疫力の低下している方では肺炎を伴う等、重症になることがあります。
インフルエンザ | 風邪 | |
感染力 | 非常に強い | あまり強くない |
潜伏期間 | 2日前後 | 2~5日程度 |
症状 | 急な高熱、悪寒、頭痛、筋肉痛 | くしゃみ、鼻水、鼻づまり、のどの痛み、咳、痰 |
経過 | 急激に進み、症状が重い | 比較的に症状が軽い |
(1)体調が悪い場合には、早めに医療機関を受診しましょう。
(2)安静にして、休養をとりましょう。特に睡眠を十分にとることが大切です。
(3)水分を十分に補給しましょう。
(4)咳やくしゃみなどの症状があるときは、周りの方へ移さないために、不織布製マスクを着用しましょう。
(5)人ごみなどへの外出を控え、無理をして学校や職場等へ行かないようにしましょう。乳幼児は進行が早く、また、高齢者は典型的な症状が出ないこともあるため、有症状時は、速やかな受診が必要です。
小児・未成年者がインフルエンザに罹患した場合、抗インフルエンザウイルス薬の種類や服用の有無にかかわらず、急に走り出す、部屋から飛び出そうとする、ウロウロと歩き回るなどの異常行動が報告されています。このため、インフルエンザにかかった際は、抗インフルエンザウイルス薬の種類や服用の有無にかかわらず、異常行動に対して注意が必要です。
厚生労働省ホームページにインフルエンザに関するQ&Aがあります。
詳しくは厚生労働省ホームページ(外部サイトへリンク)をご確認ください。
よくある質問
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