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更新日:2025年10月15日

特定外来生物「セアカゴケグモ」に関する注意喚起

1.ゴケグモ類(セアカゴケグモ・ハイイロゴケグモ)の生態

(1)特徴

  • セアカゴケグモ

体長は約1センチメートル、全体的に黒く、背に赤色の帯状の模様

  • ハイイロゴケグモ

体長は約1センチメートル、背面は灰色及び黒色の様々で、斑紋を持つ

  • どちらのクモも腹部腹面に赤色の砂時計型の斑紋を持つ

(セアカゴケグモ)(※環境省)

(ハイイロゴケグモ)(※環境省)

(2)症状

  • 咬まれた時はほとんどの場合、針で刺さされたような痛みがあり、咬まれた箇所に熱感を感じることや紅斑を伴うことが多い。
  • 経過はさまざまで、そのまま治まることもあれば、重症化することもある。
  • 手や足を咬まれた場合でも胸部、腹部や全身に強い痛みを生じたり、けいれんを起こすこともある。
  • 発汗、吐き気、高血圧、呼吸障害などを伴うことがある。
  • 国内で、60件以上のセアカゴケグモによる咬傷事例が報告されているが、重症事例はない。
  • 小児や高齢者は症状が重くなる恐れがあるので注意が必要である。

(3)生息場所

  • 日当たりが良く、昆虫や小動物等の餌が豊富なところ。
  • 排水溝の側面やふたの裏、水抜き管、プランターの縁などで、不規則な巣を作る。

(4)習性

  • 攻撃性はなく、素手で触らない限り、かまれることはない。

(5)防除方法

  • 清掃や花壇の手入れなど、屋外で作業するときは、ゴム製の手袋の装着や素肌を出さない衣服を着用する。
  • ベランダなどに置きっぱなしのサンダル等を履く場合は、中にクモが入っていないか確認する。

(6)ゴケグモ類にかまれた時の処置

  • 咬傷部分を温水や石けん水で洗い落して、できるだけ早く近くの医療機関を受診してください。
    ただし、しびれや痛みが全身に広がった時には、救急車を利用してください。

(7)駆除方法

  • 市販の家庭用殺虫剤(ピレスロイド系)をクモに噴霧するか踏みつぶしてください。
  • 卵のうについては、卵のうを割りばしなどでつまみ、ビニール袋に入れ、ビニール袋の中に殺虫剤を噴霧後、踏みつぶしてください。卵のうを駆除したビニール袋は、よく縛って可燃ごみとして出してください。

飯塚市域内におけるセアカゴケグモの発見状況

セアカゴケグモに咬まれる等の人的被害はありませんでした。

確認された個体については、駆除が完了しております。

セアカゴケグモを万が一発見された場合には、危険ですから絶対に触らないでください。

日にち 場所 個体数
令和7年7月14日 忠隈地区 9匹
令和7年7月29日 鶴三緒地区 6匹
令和7年8月25日 横田地区 1匹
令和7年8月29日 幸袋地区 1匹
令和7年9月3日 横田地区 約30匹
令和7年10月5日 仁保地区 1匹
令和7年10月14日 片島地区 1匹

 

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お問い合わせ

所属課室:市民環境部環境整備課環境推進係

〒820-8501 福岡県飯塚市新立岩5番5号

電話番号:0948-96-8508

ファックス番号:0948-21-2066

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