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更新日:2019年12月2日
飯塚市は、平成25年12月にアメリカのサニーベール市と友好交流関係協定を締結し、将来世代の人材育成を図ることを目的に、こどもたちによる学校間交流を中心に交流を深めて来ました。
友好交流関係協定は3年間の期限付き(期限:平成28年12月19日まで)であったため、友好都市から姉妹都市への発展について、両市の市議会において「全員一致」による決議がなされ、こどもたちを中心とした学校間交流事業だけでなく、今後は、大人の交流事業や民間事業者同士の交流の推進による経済的な交流への発展も大いに期待されることから、平成28年12月1日付で姉妹都市協定を締結しました。
【姉妹都市協定書】
日本国福岡県飯塚市とアメリカ合衆国カリフォルニア州サニーベール市における姉妹都市協定書(PDF:538KB)
飯塚市とサニーベール市が姉妹都市協定を締結するにあたり、サニーベール市のヘンドリックス市長より、飯塚市に向けたビデオレターが届いておりますので、是非、ご覧ください。
平成25年12月 |
サニーベール市側の民間団体と飯塚市内の英語教育や国際交流を推進している方々との交流が活発化し、学校間交流の実現性が高まったことから、友好交流関係協定書締結(3年間の期限付)を行う。 |
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平成26年6月 |
平成26年6月に、サニーベール市から11人の中高生が来飯。同年8月には市内の中学生20人がサニーベール市を訪問し、学校間交流がスタート。以降、毎年学校間交流を継続。 |
平成28年6月 |
これまでの交流経過を踏まえ、平成28年6月に開催されたサニーベール市議会に於いて、飯塚市との姉妹都市提携への発展について、全員一致で決議される。 |
平成28年9月 |
平成28年9月開催の市議会本会議において、サニーベール市との姉妹都市提携への発展について、全員一致で決議される。 |
平成28年12月 | 平成28年12月1日付で姉妹都市協定を締結。 |
【概要】
サニーベール市は、サンフランシスコから南に40マイル(約64km)、サンノゼから西に10マイル(約16km)の場所に位置し、多くの世界的大企業の本社が集積するシリコンバレーの中心地の一つとなっています。
面積22.7平方マイル(約58.8k平方メートル)、人口140,081人(2010年米国勢調査)。
平成26年6月より毎年、サニーベール姉妹都市協会(SSCA)と飯塚友情ネットワークの協力のもと、サニーベール市の中高生が飯塚市にホームステイし、市内の小・中学校や高校を訪問し、授業に参加したり給食を一緒に食べたり、様々な交流を行っています。
【嘉穂劇場を訪れたサニーベールの中高生】
【移動中のバス】
平成26年より毎年、飯塚市在住の中学生がサニーベール市を訪問しています。ホームステイや現地の中学校・高等学校の授業への参加など、同世代の人たちとの交流をはじめ世界最先端の企業見学など、様々な研修活動を行っています。
詳しい情報はグローバル人材育成研修事業紹介ページをご覧ください。
【現地の中高生との交流】
【Google訪問】
飯塚友情ネットワークホームページ(代表:縄田修)がサニーベール姉妹都市協会(SSCA)と共催で、飯塚市とサニーベール市の民間人同士で交流することを目的に、民間団体である飯塚友情ネットワークとサニーベール姉妹都市協会が取り組んできた事業です。
平成28年5月に、1組目の交流として、飯塚友情ネットワークの代表である縄田修氏と、アメリカの小児科医、吉田先生の事業間交流からスタートしました。
【縄田先生(左)と吉田先生(右)】
また、平成28年10月には、2組目として、サニーベール市で貸倉庫業を営むフローレンス・スタフォードさんと甥のロブ・ロバーツさんが来飯され、女性事業主としての交流を行うにあたって、前田恵理さんらと交流しました。
【前田さん(一番左)とフローレンスさん(左から3番目)】
令和元年度からは、飯塚市がAEP交流事業を行っています。令和元年11月には、13名のサニーベールの方々が7家庭のホストファミリーのお宅にホームステイをし、国際交流の輪が広がっています。
【歓迎レセプションで飯塚本町宿場太鼓龍王と太鼓体験】
【嘉穂劇場を観光】
AEP交流事業におけるホストファミリーは、Anytime Hostfamily(エニータイムホストファミリー:いつでもホストファミリー)として募集しておりますので、興味を持たれた方は、国際政策課までお問い合わせください。
民間団体である飯塚友情ネットワークは、飯塚市とサニーベール市の友好交流を推進するために、平成26年度より毎年桜の木をサニーベール市へ寄贈しています。
寄贈された桜の木は、サニーベール市役所や、中学校、高校など、いろんな場所に植栽されています。
サニーベール市を訪れる機会がありましたら、是非、観に行かれてください。
【サニーベール市での桜の木植栽の様子】
平成29年9月28日(木曜日)から10月1日(日曜日)にサニーベール市からグレン・ヘンドリックス市長やサニーベール姉妹都市協会のマーク・カトウ氏が飯塚市を来訪されました。また、平成29年9月29日(金曜日)には、姉妹都市となったことを祝すとともに、今後の経済交流発展を祈念して、市議会でスピーチを行いました。
【片峯市長との対面】
【市議会でのスピーチの様子】
《グレン・ヘンドリックス市長スピーチ全文》
親愛なる片峯市長、市議会議員の皆様、おはようございます。
きょうは、ここに来てお話をさせていただくチャンスをいただきありがとうございます。
私はサニーベールを代表してここにいることを大変名誉なことに思います。また両市の間の姉妹都市関係の強固なコミットメントを確信しております。
御存じのように、両市の友情は数年前から私、マーク・カトウと「サニーベールシスターシティアソシエーション」の働きかけで始まりました。2013年に友好都市として両市が同意書にサインをし、去年12月に正式な姉妹都市としてサインをさせていただきました。
姉妹都市として我々は現在の友情、平和の維持をお互いの尊敬と理解のもとに強固にし、相互の得となる情報交換等により市民生活の向上を目指しております。
事実、ここ数年間我々の関係は継続して成長しており、飯塚友情ネットワークからサニーベールの公園に寄付された美しい桜の花のように開花をしております。特に国際学生交換プログラムがどんどん拡大をしてきていることを誇りに思っております。2014年から毎年飯塚の20人の中学生がサニーベールを続けて訪問しております。そして、ことし18人のサニーベールの中学生・高校生が飯塚を訪問させていただき、これは過去最多記録となっています。事実、私の娘のグレイスがこのプログラムに昨年参加し、すばらしい時間を飯塚でホストファミリーとともに過ごさせていただきました。そこで、グレイスは、高校に行ってから日本語を学ぶことを決めて、今も日本語を勉強しております。
去年から「サニーベールシスターシティアソシエーション(サニーベール姉妹都市協会)」は大人の交流にも広げております。特にこれからは、ビジネス交流にも広げようと思っております。
これらのプログラムは我々の文化、言語、国家の重要な架け橋と役割を果たし、学生交流と同様にこれから成功を収めていると確信しております。我々はマーク・カトウさんの絶え間ない努力と私の飯塚訪問を実現させてくれたことに非常に感謝をしております。私は既にこちらの飯塚訪問を非常に楽しんでおりますけれども、これからも2日間くらいですが、飯塚での生活を楽しんでいきたいと思います。
片峯市長、藤浦議長、ぜひ近い将来サニーベールを訪問していただき、サニーベールのこの交流を楽しみにしている市民とぜひ交流を深めていただきたいと思っております。
どうもありがとうございました。もう一度、ここに私を訪問させていただいたことに非常に感謝しております。これからも両市の発展について、もっとこれから発展していくことを確約させていただきたいと思います。
【ソファーを寄贈していただきました】
飯塚市役所本庁舎二階交流スペースにサニーベールコーナーを設けています。サニーベールコーナーではサニーベール市の紹介などを行っています。市役所へお越しの際には、ぜひお立ち寄りください。
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