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更新日:2020年8月1日
飯塚市は、平成25年12月にアメリカのサニーベール市と友好交流関係協定を締結し、将来世代の人材育成を図ることを目的に、こどもたちによる学校間交流を中心に交流を深めて来ました。
友好交流関係協定は3年間の期限付き(期限:平成28年12月19日まで)であったため、友好都市から姉妹都市への発展について、両市の市議会において「全員一致」による決議がなされ、こどもたちを中心とした学校間交流事業だけでなく、今後は、大人の交流事業や民間事業者同士の交流の推進による経済的な交流への発展も大いに期待されることから、平成28年12月1日付で姉妹都市協定を締結しました。
【姉妹都市協定書】
日本国福岡県飯塚市とアメリカ合衆国カリフォルニア州サニーベール市における姉妹都市協定書(PDF:538KB)
飯塚市とサニーベール市が姉妹都市協定を締結するにあたり、サニーベール市のヘンドリックス市長より、飯塚市に向けたビデオレターが届いておりますので、是非、ご覧ください。
平成25年12月 |
サニーベール市側の民間団体と飯塚市内の英語教育や国際交流を推進している方々との交流が活発化し、学校間交流の実現性が高まったことから、友好交流関係協定書締結(3年間の期限付)を行う。 |
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平成26年6月 |
平成26年6月に、サニーベール市から11人の中高生が来飯。同年8月には市内の中学生20人がサニーベール市を訪問し、学校間交流がスタート。以降、毎年学校間交流を継続。 |
平成28年6月 |
これまでの交流経過を踏まえ、平成28年6月に開催されたサニーベール市議会に於いて、飯塚市との姉妹都市提携への発展について、全員一致で決議される。 |
平成28年9月 |
平成28年9月開催の市議会本会議において、サニーベール市との姉妹都市提携への発展について、全員一致で決議される。 |
平成28年12月 | 平成28年12月1日付で姉妹都市協定を締結。 |
【概要】
サニーベール市は、サンフランシスコから南に40マイル(約64km)、サンノゼから西に10マイル(約16km)の場所に位置し、多くの世界的大企業の本社が集積するシリコンバレーの中心地の一つとなっています。
面積22.7平方マイル(約58.8k平方メートル)、人口140,081人(2010年米国勢調査)。
平成26年6月より毎年、サニーベール姉妹都市協会(SSCA)と飯塚友情ネットワークの協力のもと、サニーベール市の中高生が飯塚市にホームステイし、市内の小・中学校や高校を訪問し、授業に参加したり給食を一緒に食べたり、様々な交流を行っています。
【嘉穂劇場を訪れたサニーベールの中高生】
【移動中のバス】
平成26年より毎年、飯塚市在住の中学生がサニーベール市を訪問しています。ホームステイや現地の中学校・高等学校の授業への参加など、同世代の人たちとの交流をはじめ世界最先端の企業見学など、様々な研修活動を行っています。
詳しい情報はグローバル人材育成研修事業紹介ページをご覧ください。
【現地の中高生との交流】
【Google訪問】
飯塚友情ネットワークホームページ(代表:縄田修)がサニーベール姉妹都市協会(SSCA)と共催で、飯塚市とサニーベール市の民間人同士で交流することを目的に、民間団体である飯塚友情ネットワークとサニーベール姉妹都市協会が取り組んできた事業です。
平成28年5月に、1組目の交流として、飯塚友情ネットワークの代表である縄田修氏と、アメリカの小児科医、吉田先生の事業間交流からスタートしました。
【縄田先生(左)と吉田先生(右)】
また、平成28年10月には、2組目として、サニーベール市で貸倉庫業を営むフローレンス・スタフォードさんと甥のロブ・ロバーツさんが来飯され、女性事業主としての交流を行うにあたって、前田恵理さんらと交流しました。
【前田さん(一番左)とフローレンスさん(左から3番目)】
令和元年度からは、飯塚市がAEP交流事業を行っています。令和元年11月には、13名のサニーベールの方々が7家庭のホストファミリーのお宅にホームステイをし、国際交流の輪が広がっています。
【歓迎レセプションで飯塚本町宿場太鼓龍王と太鼓体験】
【嘉穂劇場を観光】
AEP交流事業におけるホストファミリーは、Anytime Hostfamily(エニータイムホストファミリー:いつでもホストファミリー)として募集しておりますので、興味を持たれた方は、国際政策課までお問い合わせください。
民間団体である飯塚友情ネットワークは、飯塚市とサニーベール市の友好交流を推進するために、平成26年度より毎年桜の木をサニーベール市へ寄贈しています。
寄贈された桜の木は、サニーベール市役所や、中学校、高校など、いろんな場所に植栽されています。
サニーベール市を訪れる機会がありましたら、是非、観に行かれてください。
【サニーベール市での桜の木植栽の様子】
平成29年9月28日(木曜日)から10月1日(日曜日)にサニーベール市からグレン・ヘンドリックス市長やサニーベール姉妹都市協会のマーク・カトウ氏が飯塚市を来訪されました。また、平成29年9月29日(金曜日)には、姉妹都市となったことを祝すとともに、今後の経済交流発展を祈念して、市議会でスピーチを行いました。
【片峯市長との対面】
≪グレン・ヘンドリックス市長スピーチ全文(日本語訳)≫2017年9月29日
片峯市長、飯塚市議会議員の皆さま、おはようございます。
今日は、この議会において、スピーチの機会を与えていただき、ありがとうございます。
本日、この場にサニーベールを代表して立っていることをたいへん名誉なことと感じますと同時に、姉妹都市としての両市の果たすべき役割と責任を感じ、身の引き締まる思いです。
皆さまご存じのように、この飯塚市とサニーベール市との友好関係は、マークカトウ氏、そして彼が代表を務めるサニーベール姉妹都市協会の働きかけにより始まりました。2013年の友好都市提携から3年の月日を経て、昨年の12月、正式に姉妹都市となりました。私たちは、姉妹都市として、現在の友好関係をより強固なものとし、お互いに対する尊敬と理解のもと、平和の促進を図り、市民生活向上のため、双方のためになるより良い情報交換を今後も続けてまいりましょう。
事実、ここ数年間、私たちの友好関係は成長を続け、開花しております。それはまるでサニーベールの公園の春を彩る美しい桜の花のようです。これらの桜の木は、飯塚友情ネットワークからの寄付で、毎年贈られてきているものです。
なかでも、飯塚市とサニーベール市の生徒間交流については、目を見張るものがあります。2014年以来、毎年20名の飯塚の生徒たちにサニーベールを訪れていただいていますが、今年はサニーベールから18名の生徒が飯塚にホームステイしました。これは今までの交流の中で最も多い参加人数となっています。実は、私の娘も昨年この生徒間交流に参加し、ここ飯塚で、ホストファミリーと共にすばらしい時間を過ごさせていただきました。娘は、現在、高等学校で第二外国語として日本語を学ぶことを選択し、がんばっています。
サニーベール姉妹都市協会は、昨年より、大人の交流にも力を注いでいます。このことは、ビジネス上での交流に乗り出したことを意味しています。これらの交流事業は、私たちの文化、言語、そして両国間の重要な架け橋としての役割を果たし、生徒間交流と同様、良い結果をもたらすことを信じています。
これは、マークカトウ氏にですが、今まで継続して来られた交流事業へのご努力と、今回の飯塚市訪問へのご尽力に感謝いたします。あと二日となってしまいましたが、飯塚市で過ごす時間を十分に楽しませていただこうと思います。
そして、片峯市長と藤浦議長にですが、近い将来、ぜひサニーベール市を訪れていただき、飯塚との交流を楽しみにしている市民との交流を深めていただきたいと思います。
最後になりましたが、飯塚市を訪問させていただきましたことに、心から感謝いたします。これからも両市の関係がますます発展していきますことを願って、私のあいさつといたします。
ありがとうございました。
【ソファーを寄贈していただきました】
飯塚市役所本庁舎二階交流スペースにサニーベールコーナーを設けています。サニーベールコーナーではサニーベール市の紹介などを行っています。市役所へお越しの際には、ぜひお立ち寄りください。
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