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更新日:2023年9月15日
NEW”第1回『これからの嘉穂劇場について考える市民ワークショップ』の様子を掲載しました。”【令和5年9月15日】
嘉穂劇場外観
第1回『これからの嘉穂劇場について考える市民ワークショップ』の様子を掲載しました。(令和5年9月15日更新)
第2期飯塚市文化施設活用検討委員会(第1回会議)の会議録を掲載しました。(令和5年8月10日更新)
『現在の取り組み』を掲載しました。(令和5年8月10日新着)
(受付終了)クラウドファンディングへのご支援ありがとうございました!(令和5年3月13日更新)
第1期飯塚市文化施設活用検討委員会より答申書が提出されました(令和5年2月17日新着)
現在、嘉穂劇場は再開に向け協議・調整中のため、当面の間、休館しております。
ご迷惑をおかけしますが、ご理解とご協力のほどよろしくお願いいたします。
嘉穂劇場は昭和6年(1931)に開場した江戸時代の歌舞伎様式を伝える木造2階建ての芝居小屋です。石炭産業の発展とともに、娯楽の場として地域の人々に愛されてきました。
しかし、時代と共に炭鉱は閉山し、遠賀川流域に48座あった芝居小屋の中でただひとつ残ったのが、この嘉穂劇場です。火災、台風、洪水など数多の災害を乗り越え、今も生き続けています。
嘉穂劇場は歌舞伎や観劇などの会場としてはもちろん、近年では市内小中学校や地元高校の発表会の場など文化の発信源として、筑豊地域を見守ってきました。また、公演期間外では一般公開を行い、多くの観光客を受け入れてきました。
平成18年(2006)には国の登録有形文化財となり、平成19年には近代化産業遺産として経済産業省より認定を受けました。
令和3年(2021)、民間から飯塚市へ譲渡されました。
現在、再開へ向けて、建物の改修や新たな活用のための調査・調整を行っています。
嘉穂劇場再開に向けて、現在、次のような取り組みを行っています。
公共施設として、まずは建物の安全性の確保が必要です。
このため、地震等に対する建物の性能を確認する耐震診断等調査を行い、劇場が持つ耐震性能に応じて必要な耐震補強の計画を策定します。
現在、建物調査や地質調査等が終わっており、令和5年度末(令和6年2月末)に耐震補強計画まで完成する予定です。
国登録文化財として、嘉穂劇場の保存と活用に関する計画を策定しています。
この計画は、劇場のどの部分に文化財としての価値があるのか、そこを保存しながら劇場をどう活用するのかという方針を決めるものです。
現在、建物の現地調査等が終わっており、令和5年度末(令和6年3月末)に完成する予定です。
公共施設(劇場)として必要な施設や設備等の改修と劇場の効果的、効率的な管理運営を行うための「嘉穂劇場施設改修・管理運営計画」を策定します。
令和5年度末(令和6年3月末)に完成する予定です。
この計画策定に関して、「飯塚市文化施設活用検討委員会」と「これからの嘉穂劇場について考える市民ワークショップ」を開催しています。
これからの嘉穂劇場について、飯塚市にお住まいやお勤めされている方、市内大学等に通う学生、劇場に関心をお持ちの方々と一緒に市民ワークショップを行っています。
その市民ワークショップの様子をかわら版風にまとめましたので、ご覧ください。
皆さまからも「これからの嘉穂劇場がこんな風になったらいいな」などのご意見がありましたら、Eメールにてお寄せください。(文化課代表アドレス:bunka@city.iizuka.lg.jp)
回 | 開催日 | 会場(コミセン内) | テーマ(予定) |
1 | 8月5日 | 学習室401 | 飯塚市のまちじまん&嘉穂劇場の魅力とは? |
2 | 8月26日 | 学習室401 | 嘉穂劇場をどのように活用する? |
3 | 9月30日 | 学習室401 | どんなルールだと使いやすい? |
4 | 10月28日 | サンクスホール | どうやって魅力を発信する? |
5 | 11月25日 | 展示ホール | 自分たちにできることは? |
6 | 12月23日 | 展示ホール | まとめ |
今後の劇場再開に向けての耐震補強や雨漏り対策など老朽箇所の改修費用などの協力をお願いしたく、令和4年10月から開始していました嘉穂劇場クラウドファンディングは、令和3年3月10日に受付を終了しました。おかげをもちまして、目標額を大きく上回る寄附をお寄せいただきました。
皆さまの嘉穂劇場への想いに応え、速やかな再開を目指し努力していきます。今後も嘉穂劇場の再開を応援いただければありがたく思います。
ご支援くださいました皆さま、ありがとうございました。
さとふる:(終了しました)令和4年10月3日から令和5年1月5日まで
ふるさとチョイス:(終了しました)令和4年11月28日から令和5年1月5日まで
楽天ふるさと納税:(終了しました)令和4年12月23日から令和5年3月10日まで
目標額:120,000,000円(1億2,000万円)
寄附額:525,683,000円(約5億2,570万円・達成率438.07%!)
寄附者数:43,023人
皆さま、ありがとうございました!
いただいた寄附から必要経費(返礼品・手数料など)を差し引いた額が、嘉穂劇場に充てられます。まずは、耐震調査費(約5,500万円)に、残りは来年度以降の事業に使わせていただく予定です。
(受付終了)さとふるクラウドファンディング(外部サイトへリンク)(別ウィンドウで開きます)
(受付終了)ふるさとチョイスガバメントクラウドファンディング(外部サイトへリンク)(別ウィンドウで開きます)
(受付終了)楽天ふるさと納税クラウドファンディング(外部サイトへリンク)(別ウィンドウで開きます)
飯塚市文化施設活用検討委員会は、嘉穂劇場等の文化施設の活用の方策に関して調査審議することを目的とした、飯塚市の附属機関です。
令和5年度は、第2期委員会として、嘉穂劇場の再開に向けた施設改修・管理運営の方針について調査審議します。
令和3年度から令和4年度までの第1期委員会では、嘉穂劇場の地域経済の活性化に寄与する活用方策およびその他の文化施設や周辺商業施設との連携による活用方針について調査審議しました。
令和5年2月17日に飯塚市文化施設活用検討委員会委員長および副委員長より、嘉穂劇場等の文化施設の活用の方策に関して答申書が提出されました。全8回の委員会の中では活発な議論が行われ、さまざまな活用策が提案されました。今後は答申をふまえた具体的な活用計画を策定していくこととなります。
令和4年度飯塚市デジタルミュージアム整備事業として嘉穂劇場3Dパノラマビューを令和4年10月21日に公開いたしました。
残念ながら休館が続いている嘉穂劇場ですが、この3Dパノラマビューをとおしてインターネットでの見学体験をお楽しみください。
下記のリンク先から、ぜひご覧ください。
嘉穂劇場の様子(正面外観、劇場内1階、2階、奈落)がご覧いただけます。
嘉穂劇場3Dパノラマビュー(外部サイトへリンク)(別ウィンドウで開きます)
3Dパノラマビューの使い方(PDF:2,103KB)(別ウィンドウで開きます)
その他のリンク先
飯塚市デジタルミュージアム(外部サイトへリンク)(別ウィンドウで開きます)
また上記サイトでは、「旧伊藤伝右衛門邸」などのデジタルミュージアムもご覧いただけます。
令和4年度飯塚市デジタルミュージアム整備事業は、公益財団法人図書館振興財団2021年度提案型助成を受けて実施しています。
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