更新日：2024年1月22日

第10回防災運動会が行われました！

1月21日（日曜日）、「第10回防災運動会」が穂波交流センターで行われ、障がいを抱える方、ボランティア団体関係者など約120名が集いました。「災害時はどのような初動を行い、支援の必要な人にどのようなことが助けとなるのか」を平時のうちから学び、地域で共に助け合うことの必要性の習得を目的に開催されました。

最初の種目は「防災講話・クイズ」。防災安全課職員が講師となり、災害が起こる前の気象状況の特徴などをクイズ形式で学びました。続けて、市内の視覚障がい者の方による体験講話があり、「避難所での生活は普段の生活と大きく環境が変わってしまう。障がいを抱える人にとって環境の変化は対応が困難。一番苦労したのはトイレと自身の身体の置き場の確保でした。」という切実な話があり、健常者の方でも苦労する避難所での生活は障がいを抱える方は更に困難で配慮が必要となることを知る貴重な時間となりました。

飯塚市女性消防団による催し（女性消防団員が扮する一家の住居が火事になり、非常時の行動を確認する演劇）が行われると会場は拍手や歓声で盛り上がり、大声競争では、参加者がチームで声の大きさを競い合い、最後は参加者皆でカラーボールをバケツに入れ隣の人に渡すタイムを競う「バケツリレー」が行われました。

小さな子どもからお年寄りまで、障がいのある方も健常者の方も支え合うことの大切さを楽しみながら笑顔で学ぶ1日となりました。