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更新日:2023年1月10日
2023年6月14日に、姉妹都市サニーベールの中高生20名が、引率者5名とともに来日します。東京滞在のあと、6月16日金曜日から6泊7日の予定で飯塚市にやってきます。国際政策課では、その受け入れに向けて準備を始めました。ホストファミリーになることは、サニーベール市に友人を作って自分の世界を広げるチャンスです。ぜひご家族でお話し合いの上、ホストファミリーのお申込みにご協力ください。体験談も、ぜひご覧ください。おたずね等ございましたら、国際政策課国際人材育成係までお問い合わせください。お待ちしています。(写真は2022年6月サンフランシスコ空港から出発するS2Iの様子です。)
問い合わせ先:国際政策課国際人材育成係
電話:0948-22-5500(内線1647)
E-mail:kokusai@city.iizuka.lg.jp
令和5年度のS2I(エス・トゥ・アイ)のホストファミリーを募集中です。詳しくは下記のS2Iホストファミリー募集案内をご覧ください。
次のホストファミリー申し込み用紙をプリントアウトしてご記入、またはご入力のうえプリントアウトして、ご家族分のワクチン接種証明書とともに、下記申し込み先に直接ご持参ください。(ワクチン接種証明書は、コピーして提出する必要はありません。確認のため、申込用紙提出時に見せていただきます。)
2023 ホストファミリー申し込み用紙(PDF:267KB)(別ウィンドウで開きます)
2023 ホストファミリー申し込み用紙(エクセル:68KB)(別ウィンドウで開きます)
募集期間:令和5年1月4日(水曜日)から、2月28日(火曜日)まで
申し込み先:飯塚市役所本庁6階国際政策課窓口
内容は、主に次の【1】~【3】のような質問です。
【1】サニーベールの中高生や大人が滞在する期間中は、スケジュールに合わせて指定の場所への送り迎えにご協力ください(急な時間変更があっても、期間中はできるだけ協力して対応していただけますか)。
【2】食べ物に制限のある生徒や大人をホストすることになったときは、その食事の対応をぜひお願いいたします(肉類を食べない人が増えてきている傾向がありますが、対応していただけますか)。
【3】申込みが多数となった場合は、ホストファミリーになることができないこともあります。その場合、キャンセルが出た時などに備えてのホストファミリーをお願いできますか(エニータイムホストファミリーへの参加)。
また、さまざまな感染症、その他の病気を予防するため、外から戻った時の手洗いの慣行、よく使うものや場所の消毒などをお願いしたいと考えています。
飯塚市では、平成25年12月にアメリカ合衆国カリフォルニア州サニーベール市と「友好交流関係協定書」を取り交わしたことをきっかけに、平成26年度(2014)から国際交流事業S2I(エス・トゥ・アイ:サニーベール・トゥ・イイヅカ)を行ってきており、3年後の平成28年12月には「姉妹都市協定」を締結しました。
S2Iとは、サニーベール市の中高生が飯塚市の一般家庭にホームステイし、市内の学校に通うなどの活動を通して日本の生活や文化に触れてもらうことを目的とした姉妹都市交流事業です。これまでに、サニーベール市から中高生111名、引率者30名が飯塚を訪れ、日本の生活習慣を体験し、飯塚市のみなさんと交流してきています。
残念ながら、2020年、2021年はコロナウイルス感染症の世界的な広がりのため、実施できませんでしたが、その間、姉妹都市間では、バーチャルでの交流を試み、また違った角度からお互いのきずなを深めることを実行してきました。(サニーベール市と飯塚市の図書館交流、飯塚市の小学生によるアート作品のサニーベール市内展示、サニーベールアートクラブと飯塚美術協会有志の合同作品制作アート交流、サニーベールと飯塚の中高生によるオンライン交流"Digital Exchange"など)
そして、2022年の6月、20名の中高生と5名の引率者が、もう待ちきれない様子で、サニーベールから来飯しました!
当時は、コロナウイルス感染症の影響で、渡航に必要な手続きが複雑な時期でしたので、テレビ番組に取り上げられたり、在福岡アメリカ領事館のFacebookに掲載されたり、何かと話題になりました。写真は、2022年6月17日、飯塚に到着してすぐのホストファミリーとの対面式の模様です。
【松尾美玖様、Kimiko Lin Iwasakiiさん(ホームステッド高校)のホストファミリー】
今回の体験記の主人公は、ふと見せる可愛らしい笑顔とそのリアクションにみんなが釘付け??、我が家のアイドルKimiです。我が家にとっては5回目の受け入れで、今年もおもてなし大作戦が始まりました。受け入れ5日前に行ったZOOMでは、あまり意思表示もしないし、物静かな様子でした。そんな彼女でしたが、実際に我が家に来てみると…、なんと、小柄なのに食欲も旺盛、さらに好奇心も旺盛で、日本食にも絶叫系のアトラクションにもどんどん挑戦しました。5日前とは、まるで別人のように思えました。新型コロナウィルスの感染拡大がまだまだ落ち着かない中でしたが、学校受け入れの協力をしていただいた近畿大学附属福岡高等学校では、たくさんの楽しい学校体験を工夫していただき、とてもよろこんでいました。
そんな彼女が様々なことに触れて、挑戦し、約1週間でどハマりしたものが2つあります。1つ目は、福岡県が誇る有名な某ラーメンです。店を出るギリギリまでスープの最後の一滴を飲みほす姿がラーメン好きを物語っていました。彼女は「ラーメンが大好き!」と、どこでも言い続けたので、高校の先生やクラスメイトからインスタントラーメンを山ほどもらい、お土産のほとんどがラーメンでした。帰国前日の荷造りの日、母が「インスタントラーメンには、肉のエキスが入っているから持って帰れないんじゃない?」と心配しだした時の悲しげな顔は忘れません。
2つ目は、日本の制服と浴衣です。メールやZOOMでのやり取りではあまり乗り気ではないように見えたのですが、実際に着てみた制服と浴衣の可愛さに満面の笑顔でした。可愛いものが好きなのは、どこの国の中高生も一緒ですね。制服はよっぽど気に入ったのでしょう、彼女は、学校の売店でリボンと靴下を購入して帰りました。浴衣は祖母が着付け、ヘアアレンジをし、みんなで手作りの夏祭りを開催しました。Kimiは、日本の文化に触れることができたこと、そして、なにより、祖母が着付けやヘアアレンジをしてくれたことをとても喜んでいました。
祖母も祖父も「この歳になってこんなにも楽しい経験ができるなんて、思ってもみなかった」とホストファミリーをする度に言います。私の家族は、英語をほとんど話しませんが、ホストファミリーをするときに最も大事なのは、家族全員のおもてなしの気持ちと自分たち自身が楽しむ気持ちです。皆さんもホストファミリーに挑戦して、何気ない日常にたくさんの笑顔を咲かせてみませんか?
サニーベール市から大人の受け入れをするAEP(アダルトエクスチェンジプログラム)など、今回の中高生の受け入れ以外でも、ホストファミリーを募集することがあります。年間を通してのホストファミリーに登録していただける家庭を募集しています。「ホストファミリー申し込み用紙」の真ん中の枠に○印を入れていただくことにより、Anytime Hostfamilyのリスト(国際政策課保管)に入ります。皆さまのご協力をどうぞよろしくお願いいたします。
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