平成26年第3回 飯塚市議会会議録第5号  平成26年6月26日(木曜日) 午前10時00分開議 ○議事日程 日程第16日    6月26日(木曜日) 第1 一般質問 第2 議案に対する質疑、委員会付託    1 議案第51号 平成26年度飯塚市学校給食事業特別会計補正予算(第1号)            (市民文教委員会)    2 議案第52号 飯塚市特別職の職員等の給料の支給の特例に関する条例            (総務委員会)    3 議案第53号 飯塚市税条例等の一部を改正する条例            (総務委員会)    4 議案第54号 地方税法第6条の規定による固定資産税の課税免除に関する条例の一部を改正する条例            (総務委員会)    5 議案第55号 飯塚市債権管理条例            (総務委員会)    6 議案第56号 飯塚市文化振興基本条例の一部を改正する条例            (市民文教委員会)    7 議案第57号 飯塚市子ども医療費の支給に関する条例の一部を改正する条例            (厚生委員会)    8 議案第58号 飯塚市非常勤消防団員に係る退職報償金の支給に関する条例の一部を改正する条例            (総務委員会)    9 議案第59号 契約の締結(文化会館大ホール・中ホール調光設備等改修工事)            (市民文教委員会)    10 議案第60号 契約の締結(文化会館大ホール・中ホール音響設備改修工事)            (市民文教委員会)    11 議案第61号 財産の取得(教育用情報機器等)            (市民文教委員会)    12 議案第62号 訴えの提起(平恒小学校敷等の抵当権設定登記抹消登記手続請求)            (市民文教委員会)    13 議案第63号 訴えの提起(飯塚市重度障がい者医療費の支給に関する条例に基づく医療費返還請求)            (厚生委員会)    14 議案第64号 市道路線の廃止            (経済建設委員会)    15 議案第65号 専決処分の承認(平成26年度飯塚市小型自動車競走事業特別会計補正予算(第1号))            (経済建設委員会) 第3 議会選出各種委員等の選出 ○会議に付した事件  議事日程のとおり ○議長(道祖 満)  おはようございます。これより本会議を開きます。昨日に引き続き、一般質問を行います。 15番 八児雄二議員に発言を許します。15番 八児雄二議員。 ○15番(八児雄二)  おはようございます。本日のトップバッターとして質問させていただきます。よろしくお願いいたします。質疑通告に基づきまして一般質問をさせていただきます。 今回は認知症についてでございます。同僚議員の方が、既に昨年の議会から、認知症についてはたくさんの質問をされておりますので、できるだけ重複をしないように心がけて質問してまいりますが、何とぞよろしくお願いいたします。 日本全国では平成22年の認知症高齢者は280万人おられると言われております。団塊の世代が75歳以上となる平成37年には470万人に達するとの推計が出されております。認知症は長寿社会が進行する中での重要な課題と言われておりますが、認知症は誰にも起こり得る脳の病気であり、認知症の人は記憶障がいや認知障がいから不安になり、その結果、周りの人との関係が損なわれることも起こるとのことでございます。認知症の方には、当然のごとく人間としての尊厳があり、その尊厳が尊重され、人間関係が損なわれないような仕組みづくりも重要と思っておりますが、そのために厚生労働省では、平成25年度から認知症施策推進5カ年計画、オレンジプランを推進しているということでございます。 そこで、まず認知症とはどのような病気なのか、再度、ご存じの範囲でご答弁をお願いしたいと思います。 ○議長(道祖 満)  高齢者支援課長。 ○高齢者支援課長(月松一也)  認知症はいろいろな原因で脳の細胞が死んでしまったり、働きが悪くなったためにさまざまな障がいが起こり、生活する上で支障が出ている状態を指すと言われております。認知症を引き起こす代表的な病気として、脳の神経細胞が破壊され、脳に萎縮が起こるアルツハイマー病があります。また、脳梗塞、脳出血などのため、その部分の神経細胞が破壊される脳血管性障がいがあります。 ○議長(道祖 満)  15番 八児雄二議員。 ○15番(八児雄二)  いまご答弁にありましたように、脳血管障がいの原因となる脳梗塞や脳出血は、高血圧などの生活習慣病が原因で起こると言われております。若いときからの特定健診をしっかり受けていただければ早期に発見し予防につなげることもできると、そのように聞いておりますので、ぜひとも特定健診を受けていただきたいと思いますが、それでは認知症の症状ですが、認知症になるとどのような症状が出るのか、お尋ねをいたします。 ○議長(道祖 満)  高齢者支援課長。 ○高齢者支援課長(月松一也)  認知症の症状には、中核症状と周辺症状があると言われております。中核症状には覚えていた記憶が失われる記憶障がい、時間や季節感が失われる見当識障がい、考えるスピードが遅くなる、同時に2つ以上のことが重なるとうまく処理できない理解、判断力の障がい、計画を立てて行動することができなくなる実行機能障がい、周囲からの刺激や情報に対して正しい解釈ができないなど感情表現の変化の5つの症状があります。  周辺症状には、中核症状をもとに本人の生活、周囲とのかかわり方、環境などが関係して引き起こる症状で、認知症の症状として知られる徘徊や物盗られ妄想などがこちらにあたります。 ○議長(道祖 満)  15番 八児雄二議員。 ○15番(八児雄二)  いま症状について述べていただきましたけれども、先ほどですね、認知症は大体2通りに分けられるそうで、先ほど答弁ありましたように、アルツハイマー型と脳血管性障がいと、そういうことでアルツハイマー型というのは、皆さん方もよくご存じのアメリカのレーガン大統領がかかられたということで有名になりましたけども、脳の神経細胞がゆっくり死んでいくというふうなことで、脳全体がゆっくり死んで萎縮をしていくと、そのようなことで、それが原因ではないかということでございます。女性に多いと。また、全般的に症状がある。記憶症状が強くなってくる。反応が遅くなると。新しいことを覚えにくく、判断力、思考力も徐々に低下をしていくということであるそうです。末期近くまで歩くことができるということで、結構ですね、元気そうには見えるけれども、かなり発症しておる、そのような状況があって、発症を予防することは現在では難しい。早期であれば進行を遅らせることが可能であると。そのようにアルツハイマー型はとらえられておるそうで、脳血管障がいは脳の血管が何らかの理由で詰まったりして、一部の細胞が死んでいくと、そのようなことが原因だそうでございます。男性に多い。できることやできないことの差が、これはできても、これはできないということの差が大きいと。また記憶力、判断力の低下、手足の動きが悪くなることが多いと。感情面はその人らしさが保たれるが、なかなか障がいの部位によっては、そこら辺も多少違ってくるということで、進行性の病気ではないということで、多少ですね、そういうふうな違いがあるようでございます。 それでいま言われたように、認知症の症状を言っていただきましたけれども、それでは認知症の症状、いろいろある訳でございますが、加齢による物忘れと、認知症による記憶障がいが違うというふうに言われております。認知症は治らない病気だから、医療機関に行っても仕方がないという人もおられますが、認知症は早期診断、早期発見、早期治療が大事とも言われておりますことから、医療との連携も必要と思いますが、どのように対処されておりますか。その点についてお聞きしたいと思います。 ○議長(道祖 満)  高齢者支援課長。 ○高齢者支援課長(月松一也)  ご質問のとおり、早期診断などの対処が必要と考えます。医療との連携につきましては、平成24年度から在宅医療・介護の連携に取り組んでいるところでございます。この連携の中では認知症についての関心はありますが、医療側に認知症に関する専門職が少ないというのが現状のようですが、今後とも医師会との連携を図ってまいりたいと思います。 ○議長(道祖 満)  15番 八児雄二議員。 ○15番(八児雄二)  いま認知症について、私の親族においても診察をしていただいている中でございますので、そのことを少し調べたら、認知症の専門医が少ないということで、精神科医とか心療内科という形にはなっておりますが、認知症の専門医ではないという形ですよね。そういう形になっておりますので、認知症の方のかかりつけ医になってもらえる医療機関は、本市においてどれくらいあるのか、ご存じなら教えていただきたいと思います。 ○議長(道祖 満)  高齢者支援課長。 ○高齢者支援課長(月松一也)  認知症に関する診察は、「長谷川式簡易知能評価スケール」により、市内のほとんどの医療機関で診断ができると聞いております。認知症のかかりつけ医につきましては、把握しておりませんが、かかりつけ医認知症対応力向上研修を受けられておられる医師は、市内に20人以上おられると聞いております。  また、田川市の見立病院が福岡県からの委託を受けて、認知症医療センターとして認知症の方やその家族の方の相談に応じられておられます。 ○議長(道祖 満)  15番 八児雄二議員。 ○15番(八児雄二)  いまご答弁いただきましたように、それなりの研修を受けておられるお医者様が、市内には20人おられるということでありますので、本当にそういう意味では、多少ですね、良いのかなと思いますが、やはり今からの時代においては、認知症が大変なことになってくると言うか、本当に多くの方が認知症で大変な苦労をされるんじゃないかと思っておりますので、ぜひとも、そういう方面にもしっかり働きかけをしていただいて、認知症の専門医をしっかり市内に置いていただけるような取り組みをお願いしたいと思います。 認知症についての相談ができる医療機関は、ある程度あるみたいでございますが、認知症になると自分で歯を磨いたり、口腔内を、口の中を清潔にできないなどの支障が出てくるそうでございますが、歯科医師との連携は取れていますか、お尋ねをいたします。 ○議長(道祖 満)  高齢者支援課長。 ○高齢者支援課長(月松一也)  歯科医師との連携ですが、飯塚歯科医師会との意見交換会の中で、介護側において、ケアマネジャーは口腔ケアについての意識はあるかとの質問があり、ケアマネジャーは口の中のことなので、なかなか話しづらいとのことでした。歯科医師会側から、日常生活において口腔ケアは重要であり、物を食べるときにしっかりと噛むことは認知症予防につながると教えていただいたところでございます。  また、在宅医療・介護の連携における多職種合同研修会で、歯科医師から、口腔機能と認知症予防に関する講演の中で、口の中が不衛生だと口腔機能が低下し誤嚥性肺炎を引き起こし、最悪の場合は死に至るなどの話をしていただき、介護側は、口腔ケアは認知症予防につながることを改めて認識したところでございます。 ○議長(道祖 満)  15番 八児雄二議員。 ○15番(八児雄二)  やはり大事なことではないかと思います。噛むことが認知症予防につながっておるということですけども、それ以上に、口の中を清潔にすることは、認知症予防だけではなく誤嚥性肺炎の防止にもつながることがわかりました。しかしながら、認知症などのため通院が困難な方はどうすればいいのでしょうか、お尋ねをいたします。 ○議長(道祖 満)  高齢者支援課長。 ○高齢者支援課長(月松一也)  通院が困難な高齢者などのために、自宅で治療をする訪問歯科診療を行っている歯科医師がおられます。 ○議長(道祖 満)  15番 八児雄二議員。 ○15番(八児雄二)  そういうことで、しっかり歯医者の方も訪問診療をしていただけると、そのような状況になっているそうですので、しっかりそういう形で対応をお願いしたいと思います。 次に、認知症は高齢者だけではなく、65歳未満の方、40代、50代の方もアルツハイマー病等により、若年性認知症になる方もおられますが、本市での若年性認知症の方は把握されておりますか、お尋ねいたします。 ○議長(道祖 満)  高齢者支援課長。 ○高齢者支援課長(月松一也)  若年性認知症の方の実態につきましては、把握いたしておりません。 ○議長(道祖 満)  15番 八児雄二議員。 ○15番(八児雄二)  やはり今からこういう形で、若年性の方も、本当にテレビ等によく出てきておりますし、紹介があっておりますので、ぜひとも若年性の方の数をしっかりとらえて、アルツハイマーというのは、確かに早く見つけて、早く治療する、これは私の言いたいところですけども、そういう方たちをしっかりとフォローしていく、そういうような立場でやっていきたいと思いますので、実態は把握していないということでございますけれども、それならば若年性認知症の方の相談窓口というのはどこにあるのか、お尋ねをいたします。 ○議長(道祖 満)  高齢者支援課長。 ○高齢者支援課長(月松一也)  若年ということで高齢者ではございませんが、認知症施策の所管課であります高齢者支援課、地域包括支援センターで対応し関係機関へつないでまいります。 ○議長(道祖 満)  15番 八児雄二議員。 ○15番(八児雄二)  今ですね、若年ということで、高齢者は当然のことでございますが、認知症の施策のそういうところがないと言うか、そういう担当である高齢者支援課が、または地域包括支援センターで対応していただけるということですので、しっかりこれについては、周知と言うか、お知らせの中でしっかりやっていただきたいと思っております。年齢にかかわらず認知症に関する相談窓口は、明確に高齢者支援課と答弁いただいたところでございますので、安心をしておりますが、これまでは認知症は高齢者の問題とされてきておりますが、現実には若年性認知症の方もおられるわけで、場合によっては仕事ができなくなり収入の道が途絶え、生活困窮者に陥るおそれもあると思われます。相談窓口は高齢者支援課とのことでございますが、相談窓口だけでなく認知症の人のその家族への支援ハンドブックをつくる考えはございませんか、お尋ねをいたします。 ○議長(道祖 満)  高齢者支援課長。 ○高齢者支援課長(月松一也)  認知症は高齢者だけに限らないことから、ご質問の支援ハンドブックは有用と考えます。在宅医療連携事業での協議会で、医療関係者、介護事業者や関係機関と協議、検討いたしたいと思います。 ○議長(道祖 満)  15番 八児雄二議員。 ○15番(八児雄二)  それでは、今後の認知症の支援、市の支援についてお伺いをしてまいりたいと思います。今ご答弁いただきましたように、若年性認知症に関する相談がないなど実態が把握できていないのは、若年性認知症に対する理解が十分でないからではないかと思われます。認知症サポーター養成講座だけでなく、支援ハンドブックを作成し、高齢者だけでなく若年の方の認知症についての理解を求める必要があると考えます。 次に、認知症になってから医療機関を受診するのではなく、軽度認知障がいの方を早期に発見し、認知症予防や医療機関につなげる必要があるのではないでしょうか。そこで認知症支援についてでございますが、先の定例会の一般質問の答弁で、認知症を正しく理解して認知症の方やその家族の良き理解者となっていただくための認知症サポーター養成事業に取り組み、そのサポーターの方は4千人を超えたとの答弁でございます。 また、直接、認知症施策ではありませんが、高齢者の運転免許証自主返納支援事業は、高齢者がかかわる交通事故防止につながっていると思います。これまで運転免許証を自主返納された方は何人おられますか、お尋ねをいたします。 ○議長(道祖 満)  高齢者支援課長。 ○高齢者支援課長(月松一也)  事業を始めました平成24年度は134人、25年度は115人となっており、合計いたしますと平成25年度末で249人となっております。 ○議長(道祖 満)  15番 八児雄二議員。 ○15番(八児雄二)  249人という形で、本当に高齢者の方が運転されるというのはいろいろ心配があると思います。そういう決断をしていただいた高齢者の方に敬意を表したいと思っておりますので、そういう形で今後とも市のほうも取り組みをしていただきたいと思います。全国的に認知症と疑われます高齢者の交通事故もふえていますが、本市の自主返納支援は、高齢者の交通事故の減少が期待できるものと思いますので、今後も自主返納支援事業は拡充をしていただきますようにお願いをいたします。 また、全国では陶芸教室で指先を動かすことは脳の活性化につながり、認知症予防につながる介護予防教室として実施している自治体がたくさんございます。先の事務事業の見直しで、陶芸教室は縮小・廃止でしたが、陶芸教室は認知症支援策として拡充をお願いいたしたいと思います。 次に、先ほど認知症は早期発見、早期受診、早期治療が重要と述べてまいりましたが、本市では認知症の早期発見のための取り組みを何かされておりますか、お伺いいたします。 ○議長(道祖 満)  高齢者支援課長。 ○高齢者支援課長(月松一也)  介護予防での65歳以上の方を対象に、日常生活における生活機能の低下を把握するために基本チェックリストの実施に取り組んでいるところでございます。この基本チェックリストでは、運動機能、口腔機能、栄養状態、外出状況、物忘れの有無についての質問項目等がございます。 ○議長(道祖 満)  15番 八児雄二議員。 ○15番(八児雄二)  今ご答弁ありました基本チェックリストでは、やはり早期発見につながることに対しては難しいのではないかと思います。認知症高齢者の予備軍と言うか、認知症と診断されていない軽度認知障がいのある方は、全国で約380万人いると言われております。この軽度認知障がいのある方は、かなりのスピードでふえているとも言われております。このような方たちを早期の段階で発見して支援することが、症状の進行を遅らせる取り組みになって、必要ではないかと思います。そのことについてどのような取り組みをされているか、お伺いをいたします。 ○議長(道祖 満)  高齢者支援課長。 ○高齢者支援課長(月松一也)  ご質問のとおり、軽度認知障がいと呼ばれる方を早期に発見し、受診や治療につなげる取り組みは重要であると考えております。本市といたしましては、昨年から複数の専門職からなる認知症初期集中支援チーム編成に向けて、軽度認知障がいの方を支援するチームづくりに取り組んでいるところでございます。しかしながら、複数の専門職の中には、専門医や医療機関の協力が必要なため、そのネットワークづくりの取り組みも必要となっております。 ○議長(道祖 満)  15番 八児雄二議員。 ○15番(八児雄二)  いま答弁にありました認知症初期集中支援チームについて、先の定例会での同僚議員の一般質問での答弁で、今後取り組んでいくとのことでございましたが、認知症初期集中支援チームは軽度の認知症に対する支援策と思いますが、課題は何でございましょうか。 ○議長(道祖 満)  高齢者支援課長。 ○高齢者支援課長(月松一也)  認知症初期集中支援チームでの課題は、軽度認知障がいの方や初期の認知症の方をどのように把握し、チームによる支援だけでなく、介護予防事業にどのようにつなげるかということです。 ○議長(道祖 満)  15番 八児雄二議員。 ○15番(八児雄二)  介護予防事業にどのようにつなげるかということでございますが、介護予防事業では認知症予防の取り組みは何かされておるのか、お伺いをいたします。 ○議長(道祖 満)  高齢者支援課長。 ○高齢者支援課長(月松一也)  介護予防事業では、転倒予防のための筋力アップ教室や認知症予防教室を実施しております。認知症予防教室では、音楽や体操を通して脳を刺激し認知症を予防する脳元気教室、音楽サロン、キーボード教室を実施し、認知症予防につなげているところでございます。 ○議長(道祖 満)  15番 八児雄二議員。 ○15番(八児雄二)  それではですね、介護予防事業の認知症予防教室への参加は、どのように働きかけをされているのか、お伺いをいたします。 ○議長(道祖 満)  高齢者支援課長。 ○高齢者支援課長(月松一也)  参加の案内は、市報、市のホームページに掲載しております。また、先に答弁いたしました、基本チェックリストによる対象者には、郵送で教室の案内をして参加につなげているところでございます。 ○議長(道祖 満)  15番 八児雄二議員。 ○15番(八児雄二)  基本チェックリストを実施して案内しているということでございますが、もっと手軽に早期発見につなげる必要があるのではないかと思います。実は私もいろいろと今回調べさせていただいた中で、軽度認知障がい、MCIという方々に対してしっかり取り組みをしていけば認知症を少しでも遅らせられると、そのような状況があるということがしっかりわかってきております。 そこで埼玉県の幸手市では、パソコンを使って認知症を判定するスクリーニングテストを実施されております。このスクリーニングテストを使うと、短時間で早期発見や認知症予防につながるということでございますが、ご存じでしょうか、お伺いをいたします。 ○議長(道祖 満)  高齢者支援課長。 ○高齢者支援課長(月松一也)  ご質問のスクリーニングテストは、パソコンを使って早期発見や認知症予防につなげるものかと思います。本市では、まだ実施に至っておりませんが、現在、地域包括支援センターの保健師が中心となって、パソコンだけでなく手軽に持ち運びのできるアイパッドを使って、早期発見、認知症予防や認知症につながるリスクの高い方への認知症予防プログラムの導入についての検討を行っているところでございます。 ○議長(道祖 満)  15番 八児雄二議員。 ○15番(八児雄二)  本市も、そういう形で導入に向けて取り組んでおられるということでございますが、先ほども申しましたように、埼玉県の幸手市ではパソコンを使って早期発見の仕組みを、簡単な10個の単語を復唱しながら、思い出すことを3回繰り返したのち、関係のない質問をいくつかはさみ、最後にまた10個の単語を可能な限り思い出してもらい、その結果をパソコンで判定するもので、1回10分程度で済むということでございます。このスクリーニングテストは早期発見だけでなく、認知症予防につながるとのことでございます。 今ですね、こういう形で多くの自治体が取り組みをされております。やはり本市においても、やはり頑張って、今後の高齢化社会を見据えたときに、やはり認知症対策は重要な施策ではないかと思っておりますので、ぜひとも、そこら辺を、しっかり取り組みをお願いしたいと思います。1つは自治会の公民館などで開催しておられますいきいきサロンに出向いて、参加をしておられる皆さん方にスクリーニングテストを体験してもらい、認知症の早期発見につなげていただいたら、いかがでございましょうか。実は、なかなかですね、自分自身が加齢による、老化による物忘れと認知症というものは、なかなかわかりにくい。そこら辺からの話を、いまさせていただきよるわけですけれども、しっかりですね、認知症というものが自分にあるということについては、なかなか認めがたいところもあるわけでございます。そういう意味で、いろんな形で本人の尊厳と言うか、気分を害しないような形で取り組みをされております。 実は何件か調べておりましたら、東京都国分寺市では、先月から認知症の早期発見につなげるため、市のホームページで家族や介護者本人が簡単に検査できる認知度チェッカーを導入して、市によると本人が認知症かどうかチェックできる、そのような取り組みも全国で初めてでございますが、やられておるということでございます。このチェッカーはホームページでできるという形になっておるそうでございます。これについてはですね、結構アクセス数がすごいんです。2万7562件に上がっております。 高知県では認知症をなくそうというのをテーマに、認知症サポーターの養成、そして予防する活動を、しっかり取り組みをやっておられるようでございます。そういうことで、今後ですね、先ほど申しましたように、認知症が今後の高齢化社会においては重要な部分を占めてまいりますので、市としても認知症対策にはしっかりお取り組みをしていただきたい、そのことをしっかり要望させていただきまして、私の一般質問を終わらせていただきます。ありがとうございました。 ○議長(道祖 満)  暫時休憩いたします。 午前10時30分 休憩 午前10時40分 再開 ○議長(道祖 満)  本会議を再開いたします。 13番 松延隆俊議員に発言を許します。13番 松延隆俊議員。 ○13番(松延隆俊)  おはようございます。認知症の質問のあと、元気なまちづくりの話でございますので、執行部の皆さん、頭の切り替えをして答弁をよろしくお願いいたします。私は昨年12月議会の一般質問におきまして、齊藤市長の三選出馬について質問をさせていただきました。小中一貫教育、そして浸水対策等はまだ道半ばでありまして、庁舎建設はまだ緒についたばかりであります。本市には重要課題が山積しております。どうか3期目、4年間にて齊藤市政の集大成をしてほしいということで激励をし、決意をお伺いいたしましたところ、不撓不屈の精神でもって頑張りたいと述べられました。そして、ことし4月の13日、見事当選されまして3期目の飯塚市行政執行責任者としてスタートすることになりました。大変遅くなりましたけれども誠におめでとうございます。 今議会の絵は22億4581万2千円追加されまして、平成26年度一般会計予算総額の693億7581万2千円とされました。そこで今回の選挙で特に訴えられたのは、次世代を見据えた健幸都市、いわゆる健康で幸せになる飯塚の実現であります。これを実現するには子どもと高齢者を抜きには考えられません。安倍政権もこの少子高齢化を重要課題として捉えて解決に躍起でございます。我が国の国立社会保障・人口問題研究所によりますと、このまま非婚化、晩婚化、その上、少産化が進むと今世紀中ごろには1億人を割り込む。今世紀末には現人口の半分になると予想をしております。少子高齢化が進展すると年金、医療、介護という、この制度の基盤が崩壊する結果となるわけでございまして、現にそれぞれの制度の保険料と給付には影響が出てきておりますが、持続可能な社会保障制度を再構築することを真剣に考えなければならないと思っております。 先日新聞には出生率1.43と2年続けて微増したとありましたけれども出生者数は減り続けております。そこで1989年、平成元年でございますけれども1.57ショックと、これは合計特殊出生率が一番それまでで最低を記録したわけです。この1.57ショックというのは昭和40年代の丙午のときに1.58という出生率を記録したんですけれども、それよりも下がったということで、この1.57ショックという名称がつきました。政府がその後、エンゼルプラン、そして新エンゼルプランを策定しております。その上、少子化担当大臣のポストを置きましたけれども、なかなか権限は小さく予算が少なかったようでございます。そのあとは次世代育成支援対策推進法、少子化社会対策基本法等が制定しております。政府はなかなかそういう少子対策に躍起でございますけれども、なかなか解決されていないということになれば、もう市町村単独でこの対策をとらなければならないのではないかというふうに思っております。なかなか財政も厳しいようでございますけれども、お金のかからない施策を講じ、そして、飯塚市から、この子どもから高齢者まで元気で生き生きしたまちだという、この飯塚市をアピール、全国にできたらいいがなというふうに思っております。 さて市長は、常日ごろから飯塚市を住みたいまち住みつづけたいまちにしたいと言っております。子どもは元気でその上、高齢が生きがいを持って健康で日々暮らせるまちになることが市民の願いでなかろうかと思います。今回はそういうことで子どもと高齢者に絞ってお尋ねをしてまいります。まず最初に、子どもを産み育てやすくする施策についてでありますが、先日の一般質問でありましたように子どもさんのネット依存症、そして就学前の子どもさんの室内でのゲーム遊び等が多いようでございます。健全な身体に健全な精神が宿る。三つ子の魂百までという、そういうことわざもありますが、とりわけ就学前の児童には心身の健全な発育のために屋外でも安心して遊べるような環境の整備が必要ではないかなというふうに思っております。そこで保育園、こども園では児童の心身の健全な発育、発達のためにどのような活動を行っておられますか、教えていただきたいと思います。 ○議長(道祖 満)  子育て支援課長。 ○子育て支援課長(田原洋一)  保育所、子ども園等におきましては、保育指針に基づきまして児童の健康増進、心身の健全な発育、発達のため保育カリキュラムに沿って日々活動を行っております。園によりましては、毎朝体操を行ったり、あるいは近くの公園をジョギングしたりとそれぞれ園の実情に応じて、工夫を凝らした活動を行っております。また雨天など屋外活動が制限される場合には、屋内でのリズム遊びや体育遊びといったものを行っており、園によりましては廊下を活用するなどの工夫をしておるところでございます。また、私立保育園の一部におきましては、体操教室を開催しているところやマラソン大会、あるいは相撲大会を開催しているところもございます。 ○議長(道祖 満)  13番 松延隆俊議員。 ○13番(松延隆俊)  保育園、こども園では非常に頑張っておられるように受け取られます。子どもさんを預けられない児童を持った方がございますけれども、本市には至るところに児童公園がございます。とりわけ市営住宅にはそれぞれ必ずあると思いますけれども、子どもさんが日常的に遊ぶ場所となるような整備がされておるのかどうか、また危険だというふうな判断をされると撤去等も聞いておりますけれども、先ほど申しましたように少子化社会対策基本法には子どもさんが安心して遊ぶことができるような広場の整備をやるというふうなことで基本法に書いてありますけれど、我が市の市営住宅の団地での公園において、その遊具等についてはどういうふうになっているか、お答えをお願いいたします。 ○議長(道祖 満)  住宅課長。 ○住宅課長(原田一隆)  市営住宅団地内の公園におきましては、通常、草刈り等の維持管理は地元の住民の方々で対応していただくようにお願いをしておるところでございます。また、遊具等につきましては、保全や老朽化した遊具の修繕等は住宅課にて対応いたしておりますが、使用に耐えなくなった遊具につきましては撤去をしているところでございます。遊具等を新たに設置することにつきましては、地元から要望のあるところもございますが、維持管理費がかかりますことから、その対応に苦慮している状況でございます。しかしながら、地元住民の方々で草刈り等をしっかりやっていただき、いつでもだれもが気持ちよく利用できるように保全をしていただいている公園もございますことから、その利用状況や地元の方々の要望等をしっかり把握することも必要かというふうに思っております。公園の現状や将来的な必要性なども把握しながら遊具等につきましても、その必要性やその種類等について検討していきながら関係各課とも協議をしたいというふうに思っております。 ○議長(道祖 満)  13番 松延隆俊議員。 ○13番(松延隆俊)  たくさんあると思いますけれども、地元の方がみずから草刈りと維持管理を行っておられるというところもあるということでございますので、極力、子どもだけじゃなくしてお父さん、お母さんも一緒に遊べるような遊具の設置のほうをよろしくお願いをいたしたいと思います。 それでは、次に行きますけれども、先ほどから申しておりますように、未婚、晩婚、少産化がますます進行しております。本市として、その解消にどういうふうに取り組んでおられますか。そういう事例がありましたら、お示しをください。 ○議長(道祖 満)  こども育成課長。 ○こども育成課長(鈴木夏實)  飯塚市では平成21年度から少子化対策、定住化対策としまして、婚活事業を実施しております。親のお見合い交流会をことしはもうすでに6月21日に実施いたしまして計3回、本人同士の交流会を10回実施しました。そして、双方でご結婚が成立をしております。また、平成25年度子育てに関するアンケート調査を実施しましたところ、前回の平成20年度に実施したときより子育て環境に対する総合評価、子育てしやすいまちだと思うかについて9.475ポイントアップして34.9%となりました。平成20年度以降に開設したり充実した事業は、平成24年2月開設の街なか子育てひろば、平成24年4月から発刊しました子育て情報誌すくすく、23年4月から訪問開始しております赤ちゃんすくすく元気訪問事業、そして平成22年9月から開設しております子どもなんでも相談事業、25年7月から開設の休日等子育て支援事業などの事業があります。 ○議長(道祖 満)  暫時休憩いたします。 午前10時54分 休憩 午前10時54分 再開 ○議長(道祖 満)  本会議を再開いたします。  13番 松延隆俊議員。 ○13番(松延隆俊)  本当に一所懸命やられているように受け取れます。そのような施策の中で特に効果が認められた事業、あるいは特色ある事業、また引き続き拡大していく事業等がありましたら教えてください。 ○議長(道祖 満)  こども育成課長。 ○こども育成課長(鈴木夏實)  平成22年9月に開設しました子どもなんでも相談事業は子どものことについてなら何でも相談に応じ、専門機関への紹介、そして情報提供することでニーズにお応えしております。心がけていることは、相手の気持ちに寄り添ってあらゆる相談について的確なお答えをするために、研修会を通して日々研さんをしております。そして、人権意識の高揚を含め職員一人一人の資質の向上を図っております。また、子育て情報誌「すくすく」は、乳幼児を育てるのに役立つ情報を若い子育て世帯にわかりやすく、子育て講座やイベント等参加したら楽しいだろうなと思っていただくように参加の一歩を工夫し、検索しやすいQRコードなどを掲載し、毎月15日に市内スーパー等に設置しております。今後は夫婦で子育ての視点を取り入れた男性参加の子育て支援の推進やおやつを自分でつくってみようなど、押しつけにならないような紙面づくりを心がけママさん投稿も拡大し、子どもの育ちが保護者の日々の生活の励みになるような子育て支援事業としての情報提供をしていきたいと考えております。 ○議長(道祖 満)  13番 松延隆俊議員。 ○13番(松延隆俊)  また新たな事業について、何か考えておられましたらお示しいただきたいと思います。 ○議長(道祖 満)  こども育成課長。 ○こども育成課長(鈴木夏實)  飯塚市には多くの子育て支援団体が活動、活躍されております。さまざまな意識のもとに自分にあった子育てサークル、支援サークルをつくって活躍されております。飯塚市の子育て環境に対する評価が上がったのも事業の実施があるかもしれませんけども、子育て団体の活躍も一因だと思っております。今年度は自殺防止後援会とタイアップして子育て団体の方に協力いただき、子育てフェスタを開催しようと計画をしております。 ○議長(道祖 満)  13番 松延隆俊議員。 ○13番(松延隆俊)  子育てフェスタを開催ということでありますので、期待をしております。どうか頑張ってください。この質問を終わります。 ○議長(道祖 満)  13番 松延隆俊議員。 ○13番(松延隆俊)  それでは次に、介護年齢、健康寿命を延伸する施策について質問をしてまいります。我が国は戦後すぐは高齢化率は4.9%でありました。そして1970年、7%、1994年、14%と、この7%から14%は我が国24年間かかっておりますけれども、一番世界で最速でございます。そういうことから先日、新聞に健康寿命、浜松市が1位というふうなことの見出しがありました。これは全国の都市の20の都市でされたもののようでございますけれども、浜松市の1位は男性72.98歳、女性75.94歳、そして最下位の20位が大阪市の男性68.15歳、堺市の女性の71.86歳だそうでございます。それでは本市の平均寿命、また健康寿命、さらに高齢化率の推移等について教えていただきたいと思います。 ○議長(道祖 満)  高齢者支援課長。 ○高齢者支援課長(月松一也)  飯塚市としての平均寿命、健康寿命のデータはございませんが、厚生労働省が昨年8月に発表した飯塚市の平均寿命は男性79.1歳、女性85.7歳となっております。健康寿命につきましては、各自治体のデータはございませんが、国における平均寿命と健康寿命の差は男性9.13年、女性12.68年となっており、単純に飯塚市に置き換えますと男性約70歳、女性73歳となります。 高齢化率につきましては、平成24年度の高齢化率は25.23%、25年度は26.15%となっており、平成26年4月1日現在、飯塚市の人口は13万1042人で、そのうち65歳以上の人口は3万5783人、高齢化率は27.31%で高齢化率は徐々に上昇いたしております。 ○議長(道祖 満)  13番 松延隆俊議員。 ○13番(松延隆俊)  これも新聞でございますけれども、日本糖尿病学会の理事長の話が新聞に出ておりました。日々の運動と食事により糖尿病を予防することができるということでございます。しかも、笑ったり喜んだり感動しながら運動、食事をするとインスリンの出がよくなるそうでございます。そこで飯塚市内、引きこもりがちな高齢者、ひとり暮らしの高齢者が家に閉じこもることなく屋外へ一歩でも出ていただきたいと思っておるわけですけど、そういう活動するチャンスを提供していただきたいと思います。一番身近な組織団体である自治会の公民館を利用していろいろ活動をされておりますけれども、一番身近な自治会でやるのが一番というふうに思っておりますので、現在それぞれの自治会で実施されておるところがあれば、ご紹介をしていただきたいと思います。 ○議長(道祖 満)  高齢者支援課長。 ○高齢者支援課長(月松一也)  現在、地域の公民館では飯塚市社会福祉協議会の助成事業としてふれあい・いきいきサロンが実施されております。高齢社会の時代にあって地域住民みずからの手によって地域の支え合い活動である小地域福祉活動を支援することを目的とし、対象者は小地域における見守りが必要なおおむね65歳以上の方となっております。市といたしましても社会福祉協議会と連携しながら、高齢者の屋外での活動のきっかけづくりにつながるよう協力していきたいと考えております。また、高齢者支援課では公民館や集会所等を利用して介護予防教室を実施いたしております。毎年いきいきサロンや高齢者の方が参加する集い、介護予防に関心のある地域の方の集いなどで開催を検討していただくようご案内をいたしております。今後も参加増につながるようなテーマを工夫し、一人でも多くの高齢者の方に参加していただけるよう努めてまいります。 ○議長(道祖 満)  13番 松延隆俊議員。 ○13番(松延隆俊)  それでは、地域の自治会にとどまらずスポーツを通じて広域に活動をしておられる高齢者も多いと思いますけれども、高齢者のスポーツ大会の開催、あるいは健康寿命を延伸する施策等があればお聞かせください。 ○議長(道祖 満)  高齢者支援課長。 ○高齢者支援課長(月松一也)  健康上の問題で日常生活が制限されることなく、生活できる期間と定義される健康寿命を延ばすために介護予防事業として、転倒骨折予防や筋力の維持向上のための介護予防教室、歯磨きや義歯の手入れ方法、摂食、飲み込み方などに関する口腔機能向上教室、音楽や体操を通して脳を刺激し認知症を予防する認知症予防教室等を実施いたしております。 ○議長(道祖 満)  13番 松延隆俊議員。 ○13番(松延隆俊)  どしどしやっていただきたいと思っております。高齢者に限らず、人間はだれしも健康で長生き、生涯現役を願っておることと思います。この度、いいづか健幸都市基本計画を策定されておりますけれども、今後計画実施に向けてどのように展開されていくのか。そしてまた、健康で幸せになるまち飯塚をどういうふうにしてアピールされていくのかをお示しください。 ○議長(道祖 満)  健康・スポーツ課長。 ○健康・スポーツ課長(實藤和也)  先日の代表質問でもお答えをいたしておりましたが、本年3月に策定いたしましたいいづか健幸都市基本計画に沿ってご説明をいたします。この基本計画の中では拠点コミュニティづくり、健康づくり、公共交通ネットワークづくり、この3つの方針を掲げ具体的な取り組みを行っていくこととしております。その一つに、歩いて健康になることを基本的な構想としておりますスマートウエルネスシティ構想も取り入れておるところでございます。 今回の基本計画の主な具体的な事業としましては、中心市街地にできますコミュニティビル1階に健康づくりの拠点施設となります街なか交流・健康ひろば、仮称でございますが、これの設置。さらにウォーキングのできる環境づくりといたしまして拠点施設の整備と地域の拠点コースの整備、さらに健康無関心層、または関心があるが取り組むきっかけがない層への行動変容を促すための健康ポイント事業等を行うこととしております。このほか新飯塚駅前交流・健康ひろばでウォーキング教室や集客施設での健康教室など、市民の皆様の健康意識の高揚を目的に新たな事業展開を行っていくこととしております。 ○議長(道祖 満)  13番 松延隆俊議員。 ○13番(松延隆俊)  市長は以前から取り組んでこられましたスマートウエルネスシティ構想も取り入れて、歩いて健康になろうという事業も取り組んでいくということのようでございますけれども、ウォーキングのできる環境づくりというのをもう少し具体的に教えてください。 ○議長(道祖 満)  健康・スポーツ課長。 ○健康・スポーツ課長(實藤和也)  ウォーキングコースに関しましては、特定の拠点のみではなく、各地域にも拠点となるウォーキングコースを整備するとともに、さらに身近な地域に設定することを計画しております。そこで、市内各所に多くのコース設定をしたいと考えており、ウォーキングコース百選、これを公募するなどして地域住民の皆様の声を反映していくことと合わせまして、集まりましたコースをウォーキングマップとして整備することも予定しております。そして、作成しましたウォーキングマップは市民の皆様にお配りするとともに、地域におきましてもまちづくり協議会でのウォーキングイベントや健康づくり活動、さらに自主サークルなどの活動等に生かしていただきたいと考えております。それによりまして、市民の皆様が健康づくりに関心を持っていただければと考えております。 ○議長(道祖 満)  13番 松延隆俊議員。 ○13番(松延隆俊)  ウォーキング百選ということですが、私もこういうふうなウォーキングのできるところを選んでマップを作ってほしいなと思っておりましたので、いいアイデアだと思っております。健康づくりが特定の施設や中心市街地ではないとできないというものではありません。それに、やはり健康づくりは自発的でないと続かないと思います。そのためには、どこか遠くに行くのではなく、すぐ近所で、生活の場の近くで、ご近所の皆さんが声をかけながら歩くという姿を想像するととても楽しくなります。ぜひ進めていただきたいと思っております。 健康づくりを中心市街地に集中させるのではなく、市としては地域に広く根づかせようという考え方が見て取れます。それはとてもありがたく思っております。私からも提案をさせていただきたいと思っておりますけども、先ほどありました健康遊具の活用です。ウォーキングコースだけでなく、健康遊具があるポケットパークのようなものを地域に整備していただきたいというふうに思っております。今は新飯塚駅前だけなのです。それをもっと広げていただきたいと思っております。できたら、そういうふうな募集をされまして、ウォーキングマップができましたら、そういうふうな予算も一つお願いしたいと思っておりますけれども、またこの百選とは別に、例えば30分コースとか、そういうふうなその地域、地域で今やれておられるところがあると思うんです。 それとあと1つ、ちょっと紹介したいと思いますけれども、これは元プロ野球のコミッショナーをされていました川島廣守さんの文章でございますけれども、運動情報は足から25%、手から25%、あと50%は顎から脳に届くというふうなことでございます。そして、その神経回路を使わなかったら先ほどの認知症のような状況になるということですから、市長が常に言っておられます歩くこと。かかとから着地して、つま先に体重をかけて、この歩くことがいいようでございますので、ぜひこういうふうなウォーキングを広めていっていただきたいと思っております。 それで、そういうふうなマップができましたら、今後、先ほども全戸に配布されるということでございますので、配布されたら名称としてどういうふうに付けられますか、飯塚ウォーキング、いろいろ健康づくりウォーキングとかありましょうけれども、そういうふうな今後の展開について一つ教えてください。 ○議長(道祖 満)  健康・スポーツ課長。 ○健康・スポーツ課長(實藤和也)  ご提案のウォーキングマップの名称につきましても、今後いろいろ検討していきたいと考えております。 ○議長(道祖 満)  13番 松延隆俊議員。 ○13番(松延隆俊)  よろしくお願いします。それとですね、先ほど課題があるということでございましたけれども、人材の育成というのは今後の地域の重要な課題であるというふうに私も認識いたしております。さらにもう一つ、私からお願いと言いますか、提案させていただきたいんですけれども、まずその前に、介護認定者が市内9千何百人だったですね。運動もされていると思いますけれども、例えば通所介護で言うデイサービス、医療機関の通所介護、デイケア等がありますけど、1日、例えばそういうふうな、行かれたらお金はいくらぐらいかかるんでしょうか。 ○議長(道祖 満)  高齢者支援課長。 ○高齢者支援課長(月松一也)  介護保険には要支援1から要介護5までありますが、費用の目安といたしまして要支援1でお答えします。要支援1の方が通所介護、デイサービスを利用された場合、標準で1カ月、週1回の利用でサービス費用総額は2万1150円となります。デイケアでは2万4330円となります。 ○議長(道祖 満)  13番 松延隆俊議員。 ○13番(松延隆俊)  運動されている方は本当にすばらしいと思うんですね。そういうことで今回の介護年齢の延伸、健康寿命を延ばすということで質問させていただいておりますけれども、これは平成24年ですか、市内の体育施設の使用料について平準化ということで、条例の中で値上げされたところもありますけれどもそういうふうになりました。グループでグラウンドゴルフを2日に1回、毎日されておるところもあるように聞いておりますけれども、この方たちが運動しているのにお金を払わないかんと。先ほどから言ってますようにこの方たち、運動されている方は、やはり介護年齢を先伸ばしすることができるし、平均健康寿命も延びるんじゃないかなというふうに思っております。それで先ほどお聞きしたデイサービス、デイケアにおきますと、お金がかかっているということでございますけれども、条例の中では使用料の減免等につきまして市長が認めたら減免することはできるという項目もありますので、ここらへんのところは一つ、そういうふうなことはできますかどうか、ちょっとお答え願いたいと思います。 ○議長(道祖 満)  健康・スポーツ課長。 ○健康・スポーツ課長(實藤和也)  私どもで所管しております体育施設につきましては、一律に高齢者減免の規定はございませんし、また、今ご提案のありましたような健康づくりに関する減免の規定も現在ございません。質問議員の仰せのとおり、健幸都市いいづかの実現に向けて、健康づくりに関しての減免というものがあればということでございますが、こういったご提案というのは大変すばらしいご提案ではないかというふうには思われます。しかし、現実といたしましては財政的な課題やまた減免規定の適用時の課題等、調整が必要な課題が想定されます。また、体育施設のみの課題ではなく公共施設全般にかかわることではないかというふうに思われます。健幸都市いいづかの実現に向けて検討に値する課題ではないかというふうに考えておりますが、全庁的な課題であると認識しておりますので今後協議をしてまいりたいと考えております。 ○議長(道祖 満)  13番 松延隆俊議員。 ○13番(松延隆俊)  いいづか健幸都市基本計画の中に、先日市長にお伺いしまして、これは筑波大学の試算によるということで、1歩歩いたら0.061円と。これは医療費の抑制につながるということで、この試算によると3分の1の方が365日、これは40歳から74歳までの方ですね、8千人という仮定のもと計算したら年間に3.6億円安くなるということでございます。そういうことでありますので、常日ごろはやっぱり健康を保ちその健康を維持する、日々精進されておる方に支援をしていただきたいと思っております。というのは、先ほどの具体的な話もしましたけど、もう二度とそういうふうなことをしませんけども、投資をしていただきたい。一所懸命健康づくりに精を出している方に前段で投資をしていただきたい。市長、企業も設備投資、人材育成に投資をしてこそ、また次の利益が生まれてくるということは、もう市長ご存じのとおりでございますので、当然介護認定を受けた人、病気にかかった人には福祉、社会保障の関係で必ずせないかんことは間違いないんですけども、前段で日々精進されておる方に支援を差し伸べていただきたいというふうに思っております。先ほどの試算によると3億6千万円でございますので、体育施設使用料の1日お年寄りは50円、100円か、そこら辺のところもはっきり私は調べておりませんけれども、すぐ出てきますので一つよろしくお願いをしていただきたいと思っております。そしてすぐには、成果は出ないと思うんですけども、10年後、20年後になったときに齊藤守史市長はようやってくれたと、これだけ飯塚市が医療費抑制して全国にアピールできたと、そしたら政府はそれを取り上げて飯塚市のとおりやんなさいというような形になろうかと思いますので、一つそういうことでご検討方よろしくお願いして、この質問を終わります。 ○議長(道祖 満)  13番 松延隆俊議員。 ○13番(松延隆俊)  それでは、あと5分ということでございますので、スムーズにいきたいと思います。筑豊ハイツの存続についてお尋ねをいたします。この筑豊ハイツにつきましては、もう皆さんご承知のとおりでございますけれども、昭和28年に都市計画決定をされて、また平成元年には建設省によりましてウエルネスパーク構想として健康運動施設整備事業がなされてきました。そしてまた、平成3年から平成19年までは県が投資いたしまして、野球場、テニスコート、サッカー場等がいろいろ整備され、そしてまたプール等も公認の50メートルのプールもつくっていただきました。私も責任はあるんですけれども、これは平成15年、雇用能力開発機構から譲渡されて庄内温泉筑豊ハイツとして再スタートしたところでございます。車いす国際テニス大会については、30周年を迎えたということでございまして、スーパーシリーズに昇格しております。 それでは筑豊ハイツについてお尋ねいたしますけれども、公共施設等のあり方に関する第一次実施計画においては、次回の指定管理期間が終了する平成27年度末で廃止して現指定管理者に移譲する。なお、指定管理者が移譲を希望しない場合は飯塚市の施設運営方針に沿った管理運営が可能な民間事業者等に有償譲渡するということになってきておりますけれども、このハイツはぜひ残していただきたいというふうに思っておりますけれども、今後どういうようなことになるか。それと同時に筑豊ハイツの施設の機能と役割は、私はあると思っていますので、どういうふうに捉えられておるのか、お答えください。 ○議長(道祖 満)  商工観光課長。 ○商工観光課長(石松美久)  庄内温泉筑豊ハイツの施設の機能と役割についてということでございますが、本施設は当初、昭和45年に労働省、雇用促進事業団、福岡県により、筑豊地域再興の原動力として、働く地域労働者及び家族、並びに地域住民の福祉施設として建設をされております。その後、昭和59年度に筑豊緑地基本計画が策定されまして、平成元年に建設省から総合的な健康、運動施設としまして、自然環境を生かした健康の場づくり、休養・遊びの場づくり及びバランスのとれた食生活、健康な栄養補給の場づくりとして拠点公園、ウエルネスパークの指定を受けて、平成3年度から本格的な公園整備が進んで、広域的なレクリエーション施設としての機能と役割を担うようになったことから、同エリアにございます筑豊ハイツにおきましても、レジャー・レクリエーション施設としての機能と役割を担うとともに、本年5月、第30回目の記念大会となりました国際車いすテニス大会の主会場として、宿泊施設を有する障がい者を含む生涯スポーツの振興を図る重要な施設となっております。 ○議長(道祖 満)  13番 松延隆俊議員。 ○13番(松延隆俊)  それでは今のハイツの管理運営状況はどうなっておりますか。お願いします。 ○議長(道祖 満)  商工観光課長。 ○商工観光課長(石松美久)  筑豊ハイツの管理運営につきましては、現指定管理者である一般財団法人筑豊勤労者福祉協会が行っております。当協会は昨年度までは財団法人でございましたが、国の公益法人制度改革に基づき本年4月から一般財団法人として運営されております。筑豊ハイツは利用料金制による独立採算制にて運営されておりまして、現指定管理者の経営努力により収支バランスが図られ、現在のところ累積赤字はございません。なお大規模な修繕等につきましては、市が予算化をして対応している状況でございます。 ○議長(道祖 満)  13番 松延隆俊議員。 ○13番(松延隆俊)  それでは今後の方針についてお伺いをいたします。現在、飯塚市は6年後の東京五輪、パラリンピック向けのトレーニング施設として整備し、国費を引き出すことも視野に入れているようであります。実現すれば車いすテニス大会存続にとどまらない効果が期待されると思っておりますが、自治体間の競争も厳しいだけに踏ん張りどころだというふうに思っております。そこで国県の財源といいますか、そういうのは引き出すことができればいいかなと思っておりますけども、そういうふうな動きがあっているのかどうか、一つお願いします。 ○議長(道祖 満)  商工観光課長。 ○商工観光課長(石松美久) 筑豊ハイツは昭和45年11月に開設しまして、建設後40数年が経過し老朽化が進んでおりますことから、大規模改修工事あるいは建て替えが必要となっております。それには多額の費用が見込まれますことから、現指定管理者に現状のまま移譲することは、現実的に困難であると考えております。また、民間事業者等への有償譲渡につきましても宿泊施設ということで、耐震化を含めた大規模改修はなかなか困難で建て替えが必要になると見込まれることから、民間団体等のご意見を伺う中で、多額の初期投資費用がネックとなり、なかなか容易には検討が進まない状況となっております。 そうした中で6年後の2020年に東京オリンピック・パラリンピックの開催が決定し、福岡県もその事前合宿誘致に力を入れているところでございます。本市では、国内唯一のスーパーシリーズである国際車いすテニス大会を、地域を挙げて30回にわたり筑豊ハイツ・筑豊緑地を主会場として開催してきた実績をもちますことから、この機会を捉えて両施設の一体的活用と施設整備に係る国県からの財源確保について、現在、関係各機関と協議を始めたところであります。先日開催されました現指定管理者であります一般財団法人筑豊勤労者福祉協会の理事会及び評議員会においても、その旨をご報告させていただき一定のご理解を得ているところでございます。 担当課としましては、筑豊ハイツは立地環境に恵まれ、筑豊緑地と一体となって有効利活用をすることにより、多くの集客と賑わいを創出するエリアになると考えております。建て替えの財源確保などクリアすべき課題は多々ございますが、国県の支援や民間活力導入なども視野に入れながら存続を前提に協議・交渉を進めてまいりたいと考えております。 ○議長(道祖 満)  13番 松延隆俊議員。 ○13番(松延隆俊)  国県からの財源確保について現在関係各機関と協議を始めたところであるということであります。本当にほっとしております。27年度末で廃止とするとなっていますけど、なかなかこれはちょっと間に合わないのではないかなと思っております。それと同時に筑豊ハイツは豊かな自然環境の中にあり、周囲に運動施設も併設した総合公園が整備されていることから立地条件にも恵まれており、また本市が目指しております文化遺産を生かした観光都市や障がい者を含む生涯スポーツの振興を図る上で重要な施設となっているとあるように、筑豊ハイツについては今後も存続すべき施設というように考えておりますが、まとめてご答弁願います。 ○議長(道祖 満)  商工観光課長。 ○商工観光課長(石松美久)  まずは、平成27年度末廃止に向けて鋭意交渉を進めてまいりたいと考えております。どうしても期間的に間に合わないという状況になりました場合には、指定管理期間の延長も含め市内部、関係部署にて協議、検討してまいりたいと考えております。今後とも存続に向けて努力してまいりたいと思っております。 ○議長(道祖 満)  13番 松延隆俊議員。 ○13番(松延隆俊)  ぜひ、粘り強く陳情、要望活動していただきたいと思っております。齊藤市長、上京した折には財務大臣もおられることですから、ぜひ会っていただきまして、厚生労働省から予算を引き出していただきますように強く要望して質問を終わります。ありがとうございました。 ○議長(道祖 満)  以上をもちまして、一般質問を終結いたします。 「議案第51号」から「議案第65号」までの15件を一括議題といたします。 本案15件については、いずれも質疑通告があっておりませんので、質疑を終結いたします。議題中、「議案第51号」は市民文教委員会に、「議案第52号」から「議案第55号」までの4件はいずれも総務委員会に、「議案第56号」は市民文教委員会に、「議案第57号」は厚生委員会に、「議案第58号」は総務委員会に、「議案第59号」から「議案第62号」までの4件はいずれも市民文教委員会に、「議案第63号」は厚生委員会に、「議案第64号」及び「議案第65号」、以上2件はいずれも経済建設委員会に、それぞれ付託いたします。 「議会選出各種委員等の選出」を議題といたします。 お諮りいたします。議会選出各種委員等の選出については、議長において指名いたしたいと思います。これにご異議ありませんか。 (「異議なし」と呼ぶ者あり) ご異議なしと認めます。よって、議長において指名することに決定いたしました。 飯塚市社会福祉協議会理事に19番 藤浦誠一議員を指名いたします。 お諮りいたします。飯塚市社会福祉協議会理事に19番 藤浦誠一議員を選出することにご異議ありませんか。 (「異議なし」と呼ぶ者あり) ご異議なしと認めます。よって、ただいま指名いたしましたとおり、飯塚市社会福祉協議会理事に19番 藤浦誠一議員を選出することに決定いたしました。 お諮りいたします。明6月27日から7月7日までの11日間は、休会といたしたいと思います。これにご異議ありませんか。 (「異議なし」と呼ぶ者あり) ご異議なしと認めます。よって、明6月27日から7月7日までの11日間は、休会と決定いたしました。なお、この間、ご苦労とは存じますが、各委員会の開催をお願いいたします。 以上をもちまして、本日の議事日程をすべて終了いたしましたので、本日はこれにて散会いたします。お疲れ様でした。 午前11時32分 散会 ◎ 出席及び欠席議員 ( 出席議員 26名 ) 1番  道 祖   満 3番  吉 田 健 一 4番  石 川 正 秀 5番  江 口   徹 6番  平 山   悟 7番  宮 嶋 つや子 8番  永 末 雄 大 9番  松 本 友 子 10番  佐 藤 清 和 11番  梶 原 健 一 12番  古 本 俊 克 13番  松 延 隆 俊 14番  上 野 伸 五 15番  八 児 雄 二 16番  守 光 博 正 17番  城 丸 秀  18番  秀 村 長 利 19番  藤 浦 誠 一 20番  明 石 哲 也 21番  田 中 裕 二 22番  田 中 博 文 23番  鯉 川 信 二 25番  藤 本 孝 一 26番  兼 本 鉄 夫 27番  森 山 元 昭 28番  坂 平 末 雄 ( 欠席議員 2名 ) 2番  瀬 戸   元 24番  岡 部   透 ◎ 職務のため出席した議会事務局職員 議会事務局長  安 永 円 司 次 長   中 村 武 敏 議事係長   斎 藤   浩 調査担当主査  高 橋 宏 輔 書 記   渕 上 憲 隆 書 記   岩 熊 一 昌 書 記   有 吉 英 樹 ◎ 説明のため出席した者 市 長   齊 藤 守 史 副市長   田 中 秀 哲 教育長   片 峯   誠 上下水道事業管理者  梶 原 善 充 企画調整部長  田 代 文 男 総務部長   小 鶴 康 博 財務部長   石 田 愼 二 経済部長   伊 藤 博 仁 市民環境部長  大 草 雅 弘 こども・健康部長   倉   孝 福祉部長   金 子 愼 輔 公営競技事業部長  加 藤 俊 彦 都市建設部長  菅   成 微 上下水道局次長 諌 山 和 敏 教育部長   瓜 生   守 企画調整部情報化担当次長  大 庭 章 司 市民環境部次長 田 中   淳 都市建設部次長 鬼 丸 力 雄 会計管理者   西   敬 由 商工観光課長  石 松 美 久 健康・スポーツ課長  實 藤 和 也 子育て支援課長 田 原 洋 一 こども育成課長 鈴 木 夏 實 高齢者支援課長 月 松 一 也 住宅課長    原 田 一 隆