平成25年第5回 飯塚市議会会議録第5号  平成25年12月17日(火曜日) 午前10時01分開議 ○議事日程 日程第15日    12月17日(火曜日) 第1 一般質問 第2 議案に対する質疑、委員会付託   1 議案第85号 平成25年度飯塚市一般会計補正予算(第4号)   (総務委員会) 2 議案第86号 平成25年度飯塚市国民健康保険特別会計補正予算(第2号)             (厚生委員会) 3 議案第87号 平成25年度飯塚市介護保険特別会計補正予算(第1号)             (厚生委員会) 4 議案第88号 平成25年度飯塚市後期高齢者医療特別会計補正予算(第1号)             (厚生委員会) 5 議案第89号 平成25年度飯塚市住宅新築資金等貸付特別会計補正予算(第1号)             (経済建設委員会) 6 議案第90号 平成25年度飯塚市小型自動車競走事業特別会計補正予算(第2号)             (経済建設委員会) 7 議案第91号 平成25年度飯塚市介護サービス事業特別会計補正予算(第1号)             (厚生委員会) 8 議案第92号 平成25年度飯塚市地方卸売市場事業特別会計補正予算(第1号)             (経済建設委員会) 9 議案第93号 平成25年度飯塚市駐車場事業特別会計補正予算(第1号)             (経済建設委員会) 10 議案第94号 平成25年度飯塚市工業用地造成事業特別会計補正予算(第1号)             (経済建設委員会) 11 議案第95号 平成25年度飯塚市学校給食事業特別会計補正予算(第1号)             (市民文教委員会) 12 議案第96号 平成25年度飯塚市水道事業会計補正予算(第2号)             (経済建設委員会) 13 議案第97号 平成25年度飯塚市産炭地域小水系用水道事業会計補正予算(第1号)             (経済建設委員会) 14 議案第98号 平成25年度飯塚市下水道事業会計補正予算(第1号)             (経済建設委員会) 15 議案第99号 飯塚市附属機関の設置に関する条例の一部を改正する条例             (市民文教委員会) 16 議案第100号 飯塚市職員の自己啓発等休業に関する条例             (総務委員会) 17 議案第101号 飯塚市職員の給与に関する条例の一部を改正する条例             (総務委員会) 18 議案第102号 飯塚市立中学校設置条例の一部を改正する条例             (市民文教委員会) 19 議案第103号 飯塚市ふれあい交流センター条例             (総務委員会) 20 議案第104号 飯塚市立保育所条例の一部を改正する条例             (厚生委員会) 21 議案第105号 飯塚市児童センター及び児童館条例の一部を改正する条例             (厚生委員会) 22 議案第106号 飯塚市同和対策施設条例の一部を改正する条例             (総務委員会) 23 議案第107号 飯塚市空き家等の適正管理に関する条例の一部を改正する条例             (総務委員会) 24 議案第108号 飯塚市市営住宅条例の一部を改正する条例             (経済建設委員会) 25 議案第109号 財産の譲渡(弁分自治公民館敷地)             (総務委員会) 26 議案第110号 財産の譲渡(小正浦の原自治公民館敷地)             (総務委員会) 27 議案第111号 財産の譲渡(忠隈二区自治公民館敷地)             (総務委員会) 28 議案第112号 財産の譲渡(枝国保育所)             (厚生委員会) 29 議案第113号 土地の取得(赤坂地区調整池用地)             (経済建設委員会) 30 議案第114号 土地の処分(市営平恒北明住宅跡地)             (総務委員会) 31 議案第115号 土地の処分(鯰田工業団地)             (経済建設委員会) 32 議案第116号 土地の処分(青葉台宅地分譲地)             (経済建設委員会) 33 議案第117号 訴えの提起(和解金等請求反訴事件に対する独立当事者参加)             (経済建設委員会) 34 議案第118号 飯塚地区消防組合規約の変更             (総務委員会) 35 議案第119号 市道路線の廃止             (経済建設委員会) 36 議案第120号 市道路線の認定             (経済建設委員会) 第3 追加議案の提案理由説明、質疑、委員会付託   1 議案第123号 損害賠償の額を定めること及びこれに伴う和解(交通事故)             (市民文教委員会) ○会議に付した事件  議事日程のとおり ○議長(田中博文)  おはようございます。これより本会議を開きます。昨日に引き続き、一般質問を行います。 22番 上野伸五議員に発言を許します。22番 上野伸五議員。 ○22番(上野伸五)  おはようございます。上野伸五でございます。本日は通告をいたしております、合併後の市政運営についてお伺いをさせていただきますが、昨日までの質疑においてかなりの内容が重複いたしておりますので、質問時間大変短くなって恐縮でございますが、その分わかりやすく丁寧なご答弁をよろしくお願いいたします。 さて、合併後8年間、齊藤市長が進めてこられた市政運営の大きな目標は、総合計画の都市目標像の「人が輝き まちが飛躍する 住みたいまち 住みつづけたいまち」であり、これはすなわち定住人口を増加させることだということは、これまでの質疑ではっきりと再認識をさせていただきました。であるならば、その目標実現のために、これまでどのような政策を打ってこられたのか、わかりやすくご紹介をしてください。 ○議長(田中博文)  企画調整部長。 ○企画調整部長(田代文男)  まずは合併直後から財政の非常事態宣言を行い、早期に取り組んでまいりました行財政改革の実施によりまして、全ての事務事業や公共施設の見直しを行い、指定管理者制度の積極的な導入を進めながら職員定数の見直しも図り、行財政運営の健全化を進めてまいりました。現在、決算におきましては実質単年度収支が黒字となりまして、合併直後と比較しますと改善がかなりできております。 その上で、本市の将来を見据えたまちづくりにおいて取り組んでまいりましたのが、現在最重要施策として位置づけをしております浸水対策事業、小中学校再編整備、中心市街地活性化事業をはじめ、地域経済の活性化、新産業の創出と企業誘致、居住支援や子育て支援、教育環境の整備充実、学力向上の取り組みなどの定住化促進施策でございます。また、高齢者福祉や障がい者福祉のための各施策、住環境整備や公共交通対策など、安全安心なまちづくり施策も取り組んでまいりました。さらには、協働のまちづくりの実現に向けまして、まちづくり協議会など地域コミュニティ活動を推進するための事業を進めているところでございます。 ○議長(田中博文)  22番 上野伸五議員。 ○22番(上野伸五)  今ご紹介いただいたさまざまな施策、試みてはみたものの、結果として人口は減少しております。8年間の定住人口増加施策はいまだ実を結ぶには至っておらず、成功しているとは言えない。このような認識でよろしいでしょうか。 ○議長(田中博文)  企画調整部長。 ○企画調整部長(田代文男)  確かに、本市人口は平成25年11月末現在13万1536人でございまして、合併当初の平成18年3月時点での人口約13万3千人を下回る状況となっております。しかしながら、第一次飯塚市総合計画における平成23年の推計値が12万9625人、目標値が13万2千人であることに対して、同年12月末日における人口数値は13万2418人でございましたので、その推計値、目標値を上回る結果となっております。また、平成25年3月末日、平成24年度の社会動態につきましては、転出者数に対する転入者数が差し引き274人の増となっております。今年度に入りましても、11月末までに転入者のほうが多いということで、284人ほどの増となっております。 これまで講じてまいりました施策にかかる事務事業におきましては継続中のものもあり、その成果がすぐに表れるといったことにはならない面もございますが、少しずつその成果が表れてきているのではないかというふうに感じております。 先ほど最重要施策と申しました浸水対策事業、小中学校再編整備、中心市街地活性化事業や協働のまちづくりの実現に向けたコミュニティ活動の推進、各地域の拠点づくりは継続中の事業でございます。これからも各種事務事業の検証を通じまして、取り組みの改善を施しながら、さらに施策としての効率性や効果性を高め、本市まちづくりの目標が達成できるように努めてまいります。 ○議長(田中博文)  22番 上野伸五議員。 ○22番(上野伸五)  市長は来年の春に行われる市長選挙に3期目を目指して立候補すると表明をされましたが、今後の飯塚市を展望する際、本市を取り巻く課題、どのようなことだとお考えなのでしょうか。 ○議長(田中博文)  企画調整部長。 ○企画調整部長(田代文男)  3つほど課題を挙げさせていただきたいと思っております。 1つ目といたしましては、定住化促進を進めていく中においても少子高齢化の課題は大きく、このことにより税収の減少する中で医療や介護等の社会保障費は増加し、そのため本市財政は硬直化していくことが予想されます。 2つ目には、市が所有する公共施設、道路、橋りょうなど公共インフラ施設の多くは老朽化が進み、投資的な財源が減少していく中で、これら施設の更新をどのように行うのかという課題がございます。 3つ目といたしまして、地域のまちづくりや地域の文化振興などは自治会や文化団体など地域住民の自主的な活動によって支えられておりますが、関係者の高齢化が進んでおりまして、活動に支障が出てきているという課題がございます。 これら3つの課題は本市に限ったものではございませんが、とりわけ本市の将来予測においての大きな課題と認識をしているところでございます。 ○議長(田中博文)  22番 上野伸五議員。 ○22番(上野伸五)  1つは、少子高齢化による税収の減少、つまり財源不足。2つ目に、老朽化した公共インフラの整備増大、投資的経費の増加。3つ目として、まちづくりを支える市民の高齢化。これは公共サービスの増加を意味しているというふうに思いますが、そのような課題を抱える中で今後、市長が目指される目標、スローガンはどういったものでしょうか。 ○議長(田中博文)  市長。 ○市長(齊藤守史)  いろいろ議員の皆さんからご質問をいただき、3期目に挑戦するというお話をさせていただいた流れの中で、この8年間、本当に皆さんのご協力でいろんな施策も前に進んできました。やらければならない大きな課題も残っております。そういう点ではですね、やはり「人が輝き まちが飛躍する 住みたいまち 住みつづけたいまち」というものを目指していきたいと思っていますし、その中で皆さんがどうすればこのまちはよくなるだろうと。議員の皆さんもやはりしっかりたくさん考えていろいろ案をご提示いただきましたけれども、やはり今の一言で「人が輝き まちが飛躍する 住みたいまち 住みつづけたいまち」という言葉として話させていただきたいと思います。 ○議長(田中博文)  22番 上野伸五議員。 ○22番(上野伸五)  つまり、目指すべき最重要課題は従来どおりに定住人口の増加であり、変わらないというご答弁だったと思いますが、先ほど今後の課題として挙げられました高齢化や硬直化する財政問題を考えると、歳出はできる限り抑えながら目標を達成していかなければならないと思います。そのためには、あれもこれもというような、いわゆる八方美人的な施策を少しずつ行うのではなく、近い将来を見据えて効果的な政策を重点化して実行していく必要があるのではないかと私は考えておるのですが、次年度以降、齊藤市長は何を重点化し、どのような政策を考えておられるのか、お知らせください。 ○議長(田中博文)  市長。 ○市長(齊藤守史)  誰もがそうですけれども、安心できるまち、そして教育レベルがある程度あるまち、そして地域が、経済が元気なまち、今いろんな話をさせていただきましたけれども、いま質問者が言われるように、そんなにあちこち何やかんや言ってもだめなんじゃないかと、取り組まれないんじゃないかと、またそれが中途半端になるんじゃないかというようなお話をされたと思います。 実際に今の財源を考えますと、全てのことがやれるというわけではございませんので、その中で私は一番やっていきたいのは、もう高齢化に突入をしています。飯塚市も25年ぐらいですかね、3人に1人は65歳以上になります。完全なる高齢者のまちになります。なったときに、商店街の中で若者が追い求めるような商品を並べてもとても福岡に勝てるわけではありません。だったら、高齢者が中心市街地のほうに住んでいただいて、そして高齢者が医療を受けやすい、それで買い物もしやすいというような、ある意味では中心市街地に高齢者の方が住んでいただけるような絵を描いていきたいというのが、大きな1つでございます。 やはり交通弱者であるわけですから、中山間地に住んでいる高齢者が地域に来るまでにはコミュニティバスやいろんな施策をしなきゃならない。それには大きなお金がそこにかかるわけです。それを考えたときにですね、中心地に住んでいただけるような絵を描いて、そこにそういう高齢者マンション等を含めてできてくればですね、まちの中に住もうじゃないかと。逆に、若者は外に住んでいただく。交通弱者じゃありませんから、外から街なかに入ってくるのは自分の車で来られる。高齢者が逆にまちの中に入ったらその必要性はない。ただ、一番何がそこに問題かといいますと、教育が、外に出て行ったときに若者の子どもたちが、教育はどうなんだろうという心配があると思います。そういうときにはスクールバスを走らせることも考えられますし、いろんな、いま話せば長くなるんですけども、一番私は高齢者が住みやすいまちをつくる。それから全国のレベルとして、この地域の教育がよその地域に負けない、そういう教育に対してこの地域を重点的に置くことによって、まちに住んでもらえるお父さん、お母さんたちがですね、保護者が北九州とか福岡とかに送り出さなくて、この地域から送り出さなくて、この地域でしっかりしたレベルの高い教育が受けられるという環境ができ上がれば、私はこの地域に残って定住人口もそこにある程度のものが見込まれるんじゃなかろうかと思います。 そういう意味では大きく言いますと、健幸都市づくり、高齢者が住みやすいまち、それから教育レベルがある程度全国よりもレベルが高い地域というものを目指していけば、そこにおのずから経済の発展を含め、定住人口も可能になってくるんじゃなかろうかという思いでおります。 ○議長(田中博文)  22番 上野伸五議員。 ○22番(上野伸五)  今ご答弁いただいたような市長の目指す重点施策、2つ言われましたけども、これをきちんと伝えていただかなければ、市民は飯塚市の将来の形を思い描くことができないんです。今までの答弁、要約させてもらえれば、齊藤市政の目指すものは引き続き定住人口の増加であり、これを達成するための重点政策として教育力の向上、健幸都市の実現という2つの政策、これを強力に推し進めるという政策の宣言を行っていただくとともに、これに加えて、例えば市民に対して最重要課題である定住人口の増加が実現できれば、明るく希望に満ちた飯塚市への展望が必ず開けると。ですから、市民の皆さん、他の施策については少々我慢をしてもらえないかというようなお願いもですね、たとえ言いにくいことであったとしても、これは市長の責任において市政運営のビジョンとして、市民に具体的に明確に伝えていただきたいと思っているんですが、市民に対して政策を伝えることの重要性について、市長はどのようにお考えでしょうか。 ○議長(田中博文)  市長。 ○市長(齊藤守史)  非常に重要なことだと思っておりますしですね、毎月1回定例記者会見っていうのが記者の皆さんの前で発表するんですけども、健幸都市づくりというのは、なかなか健幸都市で何をという具体的なものを表すのが非常に難しいですけれども、私は前回も皆さんのほうにお話ししたと思いますけれども、まちの至るところにサインを、そのサインといいますのは距離表示と時間表示ですね。そういうことによって、前回もちょっと本会議で言いましたけれども、非常に歩きやすい、歩きやすいというか歩いて行きたくなるようなまちというものをですね、出したい。だけども、そのときに記者の方に言ったのはですね、これをですね、皆さんの力を借りて、飯塚というのはこういう健幸なまちを目指している都市ですよと。だから、新聞記者であろうとテレビであろうと、本当にそういうことの意識の高い、また住民の皆さんもその意識で健幸なまち、住民としていろんな施策にやっていただけるというような意識の高いまちですよということを全国にPRしていただきたいというようなことも話させていただきました。だから、ちょこちょことやるんじゃなくてバーンとやってですね、ワーッとこの地域というのは変わってるなというようなものを出したいということでお願いをしていますんで、なかなか外に出していくという手法というのが難しいんですけれども、また皆さんのお知恵を借りながらそういうことがですね、やっていければと思っております。今のところは健幸都市のサインを、どういうサインを描いていくか、それによってみんなが歩くというか、歩く健幸の意識を高めていただけるかということをですね、私は進めていきたいと思っております。 ○議長(田中博文)  22番 上野伸五議員。 ○22番(上野伸五)  ありがとうございます。市長も重要であると認識されておられますし、先日、同僚議員の質問からも、発信については検討してほしいというような要望もあっておりました。 臨機応変で創意工夫が伴わない行政運営に明るい未来はないというふうに、私は考えています。市長の重点政策に対する決意表明があれば、行政職員におかれても方向性が明らかとなって、施策決定の際の指標が確立され、より効率的な市政運営が可能になるとも思います。行政と市民の皆さんとの献身的な努力が、私たちのふるさと飯塚に輝く未来を与えるというふうにも思います。真の意味での協働を実現して、自治体間競争を勝ち抜くために、定住人口増加させるために、魅力的な齊藤カラーをどのように構築し発信し浸透させ、そして完成させるのかを厳しく問われる次年度以降、4年間になるというふうに考えています。 昨日、市長はご自身の市政運営について80点と自己評価をされましたが、それはいかにも甘い採点であって、少々安心し過ぎておられるのではないかなと、私は感じました。いずれにせよ、来年4月の市長選では現職として対立候補の挑戦をしっかりと受けとめて、選挙を通して齊藤市政2期8年に対する市民の審判を仰いでいただきたいと、このように考えておりますので、次期に向けて具体的でわかりやすい政策目標を早々に掲げていただきますようにお願いを申し上げまして、私からのご質問や要望は終わらせていただきますが、最後に市長から一言何かございますれば承りたいと思います。よろしくお願いいたします。 ○議長(田中博文)  市長。 ○市長(齊藤守史)  力強い応援の質問、ありがとうございます。本当に2期目、1期目の終わりごろに大病をしまして、本当に皆さんにはご迷惑をおかけしました。健康に留意してですね、本当にこの仕事が健康第一みたいな仕事でございまして、そういう意味ではしっかり意識を持ってですね、頑張っていかなければと思ってますし、またいつも皆さんたちのお力を借りながら、また激励を受けながらやっていますけども、なかなかまちづくりというのは一筋縄ではいかないという部分もございますので、当然、議員の皆さんもまた職員もですね、このまちがよくなっていくように努力をしていると思いますし、また、されていると思いますので、これからもお力添えをいただきながらですね、頑張っていきたいと思いますので、どうぞよろしくお願いをいたします。終わります。 ○議長(田中博文)  以上をもちまして一般質問を終結いたします。 暫時休憩いたします。 午前10時20分 休憩 午前10時30分 再開 ○議長(田中博文) 本会議を再開いたします。 「議案第85号」から「議案第93号」までの9件を一括議題といたします。 本案9件については、いずれも質疑通告があっておりませんので、質疑を終結いたします。 議題中、「議案第85号」は総務委員会に、「議案第86号」から「議案第88号」までの3件はいずれも厚生委員会に、「議案第89号」及び「議案第90号」以上2件は、いずれも経済建設委員会に、「議案第91号」は厚生委員会に、「議案第92号」及び「議案第93号」、以上2件は、いずれも経済建設委員会にそれぞれ付託いたします。 「議案第94号」を議題といたします。 7番 宮嶋つや子議員の質疑を許します。 ○7番(宮嶋つや子)  「議案第94号 飯塚市工業用地造成事業特別会計補正予算(第1号)」についてご質問いたします。226ページですね。不動産売払い収入9億1700万9千円について、区画ごとの内訳をお尋ねします。 ○議長(田中博文)  企業誘致推進課長。 ○企業誘致推進課長(田中 淳)  内訳でございます。まず、9月議会でご決定いただきました第5区画のニシオ工販の分が2億9008万116円。今回上程いたしております第3区画のジャパンパイルの分が4億7896万8390円でございますが、今回の補正は現計予算と今年度末の決算見込額との差を計上するということで、今後、年度内に契約が見込まれております第4区画の分、1億4796万1445円を加えまして、総額9億1700万9951円となりますので、それを計上したものでございます。 ○議長(田中博文)  7番 宮嶋つや子議員。 ○7番(宮嶋つや子)  第5区画の分譲価格は、売却単価表によりますと3億704万8174円となっています。差額が1696万8058円になりますけれども、これは値下げとかそういうことなのか、この差額の理由をお願いします。 ○議長(田中博文)  企業誘致推進課長。 ○企業誘致推進課長(田中 淳)  鯰田工業団地の売買単価につきましては、平地で平米8100円、のり地で平米810円と、こんにちまで分譲価格当初から変更はいたしておりません。今回の差額につきましては、売買交渉にあたりまして、企業側と現地で確認をいたしますが、その際、平地とのり地を現状で確認をいたしまして、それに基づきまして実測いたしましたところ、この金額となったというところでございます。 ○議長(田中博文)  7番 宮嶋つや子議員。 ○7番(宮嶋つや子)  それでは、その分譲価格というのを決めた時点と今回、売買契約を結ぶにあたって測量し直したらのり面が多かったということでしょうか。 ○議長(田中博文)  企業誘致推進課長。 ○企業誘致推進課長(田中 淳)  先ほど言いましたように、現地で確認をいたしまして、実測をいたしましたところのり面という部分が若干増えたというところでございます。 ○議長(田中博文)  7番 宮嶋つや子議員。 ○7番(宮嶋つや子)  ということは、当初、分譲単価を決めるときの測量、これが、まああの、土地がそんなに変わるはずはありませんので、まあ、いいかげん、きちんとされていなかったということでしょうか。 ○議長(田中博文)  企業誘致推進課長。 ○企業誘致推進課長(田中 淳)  造成を終えまして数年が経過しておりますけれども、その間、雨風によりまして若干のりが広がって、あくまでも現状で測量いたしまして、誘致交渉でございますので、相手方と現地で確認をさせていただきまして、ここまでがのり面と、ここまでが有効宅盤というふうなことで、確認をした上での実測に基づいて売買金額を決定しているという状況でございます。 ○議長(田中博文)  7番 宮嶋つや子議員。 ○7番(宮嶋つや子)  何十年も経っているわけではありませんので、まあ更地になっていたところで、泥が流れたというようなことは確かにあるかもしれませんけれども、これだけの、5区画でいけば開きが2327.58平方メートルと減っているわけです。この分がのり面に変わっているわけですよね。こういうことは実際には雨風ではあり得ないというふうに思います。もともとこの分譲単価というのは、借金返済にあてるために、きちんと計算されて組まれた金額だと思うんですが、どういうふうなことでこの分譲単価が決まったのか、わかれば教えてください。 ○議長(田中博文)  企業誘致推進課長。 ○企業誘致推進課長(田中 淳)  先ほども申し上げましたとおり、造成直後はまだ、いわゆる粗造成の状況でございます。実際に売買をするときには、企業側といたしましては、ここに建物を建ててどういうふうにレイアウトするか、加えまして、私どもは後々の管理も含めまして、のり下で売買するという方針をとっておりますので、そういった誤差が若干出てまいるというのはいたし方ないというふうに考えております。内部の会議でもそういうふうに決定をしていったところでございます。 ○議長(田中博文)  7番 宮嶋つや子議員。 ○7番(宮嶋つや子)  民間企業だったらこういうことはあり得ない、 (「ある」と発言する者あり) 売る品物の大きさが決まってて、さあ実際に売ろうとしたら小さくなっていたということなんですよ。こういうことはちょっと、元々の設定がずさんであったんではないかなというふうに思います。それから第3区画でいきますと、単価表ではのり面がないというふうになっております。これものり面がふえているんですが、のり面が広がったという部分は言われましたけども、第3区画については元々のり面がなかったのに、のり面ができたというふうな解釈になるんでしょうか。 ○議長(田中博文)  企業誘致推進課長。 ○企業誘致推進課長(田中 淳)  パンフレット等には売買単価8100円という表示だけを載せております。造成が終わりまして分譲に入ります際に、のり下で売買していこうと、のり上で売ってしまいますと後々の市の管理等がついてまいりますので、そのときに、のりの金額を810円というふうに決定したところでございます。当初は非常に大きなのりを有しております4番、5番区画のみを810円の単価というふうに考えておりましたけど、実際には大小合わせましてほぼ3方向に、第3区間につきましては3方向にのりが存在する状況でございますので、そういった単価にというか、分譲価格になるといったところでございます。 ○議長(田中博文)  7番 宮嶋つや子議員。 ○7番(宮嶋つや子)  多少の誤差は生じたと、出てくるんです、きちんと測り直したらって言われますけども、元々の金額が大きいので、これが本当に多少の誤差と言えるのかどうかですね、3区画合計で9億7506万4448円と言われました。合計でそういうふうになっております。これに対して9億1700万9951円ということで、差額が5805万5448円というふうになるんです。これが一生懸命税金つぎ込んで、大変な努力されて企業誘致されております。その努力は認めますけれども、多少の誤差というには5800万円という金額は余りにも大きいんではないかなということを申し上げて質問を終わります。 ○議長(田中博文) 質疑を終結いたします。本案は経済建設委員会に付託いたします。 「議案第95号」から「議案第120号」までの26件を一括議題といたします。 本案26件については、いずれも質疑通告があっておりませんので、質疑を終結いたします。 議題中、「議案第95号」は市民文教委員会に、「議案第96号」から「議案第98号」までの3件はいずれも経済建設委員会に、「議案第99号」は市民文教委員会に、「議案第100号」及び「議案第101号」、以上2件はいずれも総務委員会に、「議案第102号」は市民文教委員会に、「議案第103号」は総務委員会に、「議案第104号」及び「議案第105号」、以上2件はいずれも厚生委員会に、「議案第106号」及び「議案第107号」、以上2件はいずれも総務委員会に、「議案第108号」は経済建設委員会に、「議案第109号」から「議案第111号」までの3件はいずれも総務委員会に、「議案第112号」は厚生委員会に、「議案第113号」は経済建設委員会に、「議案第114号」は総務委員会に、「議案第115号」から「議案第117号」までの3件はいずれも経済建設委員会に、「議案第118号」は総務委員会に、「議案第119号」及び「議案第120号」、以上2件はいずれも経済建設委員会に、それぞれ付託いたします。 「議案第123号 損害賠償の額を定めること及びこれに伴う和解(交通事故)」を議題といたします。 提案理由の説明を求めます。副市長。 ○副市長(田中秀哲)  ただいま上程になりました追加議案の提案理由につきまして、追加議案書によりご説明いたします。1ページをお願いいたします。議案第123号 損害賠償の額を定めること及びこれに伴う和解につきましては、市役所公用車駐車場出口付近の市道で発生した交通事故についてでございます。この交通事故につきましては、9月議会におきまして物的損害分については専決処分を行い、人身傷害分については別途交渉中であると報告をさせていただいておりましたが、このほど相手方に対し人身賠償額として90万3650円を支払う旨の協議が整いましたので、和解を行うものでございます。 以上、簡単ですが、提案理由説明を終わります。 ○議長(田中博文) 提案理由の説明が終わりましたので、質疑を許します。質疑はありませんか。 (「なし」と呼ぶ者あり) 質疑を終結いたします。本案は市民文教委員会に付託いたします。 お諮りいたします。明12月18日から12月24日までの7日間は、休会といたしたいと思います。これにご異議ありませんか。 (「異議なし」と呼ぶ者あり) ご異議なしと認めます。よって、明12月18日から12月24日までの7日間は、休会と決定いたしました。なお、この間、ご苦労とは存じますが、各委員会の開催をお願いいたします。 以上をもちまして、本日の議事日程をすべて終了いたしましたので、本日は、これにて散会いたします。お疲れ様でした。 午前10時45分 散会 ◎ 出席及び欠席議員 ( 出席議員 25名 ) 1番  田 中 博 文 2番  瀬 戸   元 3番  八 児 雄 二 4番  宮 嶋 つや子 5番  平 山   悟 6番  江 口   徹 7番  永 末 雄 大 8番  佐 藤 清 和 9番  松 本 友 子 10番  道 祖   満 11番  小 幡 俊 之 12番  梶 原 健 一 13番  田 中 裕 二 14番  守 光 博 正 15番  石 川 正 秀 16番  上 野 伸 五 17番  吉 田 健 一 18番  秀 村 長 利 19番  藤 浦 誠 一 20番  明 石 哲 也 22番  鯉 川 信 二 23番  松 延 隆 俊 25番  古 本 俊 克 26番  兼 本 鉄 夫 28番  坂 平 末 雄 ( 欠席議員 3名 ) 24番  岡 部   透 25番  藤 本 孝 一 27番  森 山 元 昭 ◎ 職務のため出席した議会事務局職員 議会事務局長  安 永 円 司 次 長   中 村 武 敏 議事係長   斎 藤   浩 調査担当主査  高 橋 宏 輔 書 記   渕 上 憲 隆 書 記   岩 熊 一 昌 書 記   有 吉 英 樹 ◎ 説明のため出席した者 市 長   齊 藤 守 史 副市長   田 中 秀 哲 教育長   片 峯   誠 上下水道事業管理者  梶 原 善 充 企画調整部長  田 代 文 男 総務部長   小 鶴 康 博 財務部長   石 田 愼 二 経済部長   伊 藤 博 仁 市民環境部長  白 水 卓 二 こども・健康部長   倉   孝 福祉部長   大久保 雄 二 公営競技事業部長  加 藤 俊 彦 都市建設部長  才 田 憲 司 上下水道局次長 諌 山 和 敏 教育部長   瓜 生   守 企画調整部次長 大 谷 一 宣 都市建設部次長 菅   成 微 会計管理者   西   敬 由 企業誘致推進課長  田 中   淳