更新日:2022年6月27日
マスクの着用について
1.屋外・屋内及び子供のマスク着用について


屋外
- マスク着用を推奨
他者と身体的距離(2メートル以上を目安)が確保できない中で会話を行う場合のみです。
- それ以外の場面については、マスクの着用の必要はありません(例:公園での散歩やランニング、サイクリング/徒歩や自転車での通勤、屋外で人とすれ違う場面)。
特に夏場については、熱中症予防の観点から、屋外でマスクの必要のない場面では、マスクを外すことを推奨します。
屋内
- マスク着用の必要がない
他者と身体的距離が確保できて会話をほとんど行わない場合(例:距離を確保して行う図書館での読書、芸術鑑賞)のみ。
- それ以外の場面については、マスクの着用を推奨します。
小学校から高校段階の就学児について
- マスク着用の必要がない
(屋外)
他者と身体的距離が確保できる場合(例:離れて行う運動や移動、鬼ごっこなど密にならない外遊び)や、他者と距離が確保できなくても会話をほとんど行わない場合(例:屋外で行う教育活動(自然観察・写生活動等))
(屋内)
他者と身体的距離が確保できて会話をほとんど行わない場合(例:個人で行う読書や調べたり考えたりする学習)
保育所・認定こども園・幼稚園等の就学前児について
- 2歳未満の子どもでは推奨されません。
- 2歳以上の就学前の子どもについても、個々の発達の状況や体調等を踏まえる必要があることから、他者との身体的距離にかかわらず、マスク着用を一律には求めていません。
本人の体調がすぐれず持続的なマスクの着用が難しい場合は、無理に着用する必要はなく、特に夏場については、熱中症予防の観点から、屋外でマスクの必要のない場面では、マスクを外すことを推奨します。
2.マスク着用の考え方
3.マスクの着用に関するQ&A
Q.マスクを着用する場面、外してよい場面はどのような場面でしょうか。
新型コロナウイルス感染症の感染経路は、せき、くしゃみ、会話等のときに排出される飛沫やエアロゾルの吸入、接触感染等と考えられていることから、基本的な感染対策が重要です。
基本的な感染対策とは、「三つの密」の回避、「人と人との距離の確保」、「マスクの着用」、「手洗い等の手指衛生」、「換気」等を言います。
このうち、「マスクの着用」について、マスクを着用する場面、外してよい場面は以下のとおりです。1.屋外・屋内及び子供のマスク着用についてを参考にしてください。学校生活における取扱については、下記関連リンク内の文部科学省のホームページを参考にしてください。
<屋外の場合>
- 他者と身体的距離(2メートル以上を目安)が確保できない中で会話を行う場合は、マスクの着用を推奨します。
- 他者と身体的距離が確保できる場合(例:公園での散歩やランニング、サイクリングなど)や、他者と距離が確保できなくても会話をほとんど行わない場合(※1)(例:徒歩や自転車での通勤など、屋外で人とすれ違う場面)は、マスクの着用は必要ありません。
- 特に夏場については、熱中症予防の観点から、屋外でマスクの必要のない場面では、マスクを外すことを推奨します。
(※1)「会話をほとんど行わない」とは、屋外で人とすれ違う際に簡単な挨拶を交わす場合や、携帯電話で話している者の横を立ち止まらずに通り過ぎるような場合を想定しています。
<屋内の場合>
- 他者と身体的距離がとれない場合(会話をほとんど行わない例:通勤電車)や、他者と距離がとれるものの会話を行う場合は、マスクの着用を推奨します(※2)。
- 他者と身体的距離が確保できて会話をほとんど行わない場合(例:距離を確保して行う図書館での読書、芸術鑑賞)は、マスク着用は必要ありません。
- 高齢者等との面会時や病院内など、重症化リスクの高い者と接する場合にはマスクの着用を推奨します。
(※2)「他者と距離がとれるものの会話を行う場合」については、十分な換気など感染防止対策を講じている場合はマスクを外すことも可能です。
ただし、屋内は換気の状況や建物の構造などが一律ではないため、マスクを外す際には、それぞれの場面において、感染拡大防止のために講じられている対策や当該屋内施設の管理者の指示等も踏まえ、適切に判断していただくよう御願いします。
Q.子どものマスク着用に関する考え方を教えてください。
<小学校から高校段階の就学児について>
- 屋外において、他者と身体的距離が確保できる場合(例:離れて行う運動や移動、鬼ごっこなど密にならない外遊び)や、他者と距離が確保できなくても会話をほとんど行わない場合(例:屋外で行う教育活動(自然観察・写生活動等))は、マスクの着用は必要ありません。
- 屋内において、他者と身体的距離が確保できて会話をほとんど行わない場合(例:個人で行う読書や調べたり考えたりする学習)は、マスク着用は必要ありません。
学校生活における取扱については、下記関連リンクの文部科学省のウェブサイトを参考にしてください。
<保育所・認定こども園・幼稚園等の就学前児について>
- 乳幼児(小学校に上がる前の年齢)のマスクの着用には注意が必要であり、特に歳未満では推奨されません。
- 2歳以上の就学前の子どもについても、個々の発達の状況や体調等を踏まえる必要があることから、他者との身体的距離にかかわらず、マスク着用を一律には求めていません。(WHOは5歳以下の子どもへのマスクの着用は必ずしも必要ないとしています。)
- なお、本人の体調がすぐれず持続的なマスクの着用が難しい場合は、無理に着用する必要はなく、特に夏場については、熱中症予防の観点から、屋外でマスクの必要のない場面では、マスクを外すことを推奨します。
- 保育所等の施設内で感染者が発生し、子どもがマスクを着用する場合であっても、就学前の子どもについては、正しくぴったりとマスクを着用することは難しいことも多いことから、常に正しく着用しているかどうかに注意を向けることよりも、保護者や周りの大人が子どもの体調に十分注意していただくとともに、子どもや保護者の意図に反してマスクの着用を実質的に無理強いすることならないようにしてください。
4.熱中症予防×コロナ感染防止
マスクの着用により、熱中症のリスクが高まります
マスクを着けると皮膚からの熱が逃げにくくなったり、気づかないうちに脱水になるなど、体温調整がしづらくなってしまいます。暑さを避け、水分を摂るなどの「熱中症予防」と、ますく、換気などの「新しい生活様式」を両立させましょう。
高温や多湿といった環境下でのマスク着用は、熱中症のリスクが高くなるおそれがあります
- 体調に応じて、屋外で人と十分な距離(少なくとも2メートル以上)が確保できる場合には、マスクをはずすようにしましょう。
- マスクを着用する場合には、強い負荷の作業や運動は避け、のどが渇いていなくてもこまめに水分補給を心がけましょう。
熱中症×コロナ感染防止リーフレット
コロナ禍に必要な熱中症予防行動について、環境省と厚生労働省において資料を作成していますので、ご活用ください。
その他言語についても順次更新予定となっております。(厚生労働省のホームぺージへリンク)(外部サイトへリンク)